軽量なろうリーダー

取り巻き転生 ~私の親友は悪役令嬢~

作者: 館林利忠

あらすじ

九白真緒には前世の記憶があった。その記憶と照らし合わせると、生れ落ちたこの世界に違和感を覚える部分があった。だけど、それは些細なこと。幼い時期から大人の知識を有していることに変わりはない。人生の難易度が下がったことに喜び、裕福な家庭での生活を満喫していた。特に、前の世界ではありえない魔法のような存在を知ってからは、それに夢中となる日々を送っていた。――しかし、そんな幸せな状態は長続きしなかった。ある時、とある少女に声を掛けられたことがきっかけとなり、この世界の事と自分の立場に気づく。ここがマンガの世界で、目の前の少女が悪役令嬢であること。そして、自分が悪役令嬢の取り巻きの一人であるということを。なぜ、今までそのことを思い出せなかったかといえば、取り巻きに転生していたから。真緒は、その作品のことが好きではあったが、脇役中の脇役である取り巻きのフルネームを覚えているほどのコアファンではなかったのだ。次いで、作中で取り巻きが悪役令嬢と共に死亡することを思い出す。このままでは、悪役令嬢のイベントに巻き込まれて死んでしまう!――と思ったけど……、案外なんとかなりそう?マンガで描かれていた年齢に至るまで、時間的余裕は充分。今はまだ小学生のせいかクラス内は平和だし、クラスメイトとも上手くやっていけそうだ。え、私が俳優かモデルじゃないかって? いや、変装ならできるけど演技はできないよ。え、どの楽器の扱いが得意かって? いや、銃火器の扱いなら得意だけど、楽器なんて弾けないよ。え、私の囲碁か将棋の段位が知りたい? いや、どっちもやったことないよ。テーブルゲームで得意なのはナイフゲームだけかな。って、どうしてここまで私に対する間違ったイメージが浸透してるわけ?それに悪役令嬢の様子が、ちょっとおかしいような……?※1月24日よりカクヨムでの投稿も始めました

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