侍女に転生した私、悪役令嬢お嬢様の“悪役の台詞”を全部言い換えます【連載版】
作者: 星渡リン
あらすじ
乙女ゲームそっくりの世界で、悪役令嬢ロザリア・エーデルフェルトに仕える侍女へ転生した私、リネット。けれど実際にお仕えして分かった。お嬢様は悪人ではない。ただ、言い方が壊滅的に悪役っぽいだけなのだ。正しいことを言っているのに、高圧的に聞こえる。相手を助けているのに、嫌味に見える。そのせいで学園では少しずつ“悪役令嬢”の印象が積み上がり、このままでは本当に断罪ルートへ一直線。だから私は、お嬢様の侍女として決めた。危険な台詞は全部、私が整える。お嬢様の本音がちゃんと届くように。お嬢様の未来が、言葉ひとつで壊れないように。やがて舞台は学園から王宮へ。記録魔法、社交界の噂、婚約候補としての立場、そして“悪役令嬢でいてほしい人たち”の都合まで絡み始める。これは、言葉を整える侍女と、少しずつ自分の言葉を取り戻していくお嬢様が、誤解と配役に抗いながら未来を変えていく物語。
目次
第1章 侍女はお嬢様を翻訳する
第2章 お嬢様は悪役に向いていません
第3章 記録は誰の味方をするのか
第4章 お嬢様は自分の言葉で立つ
第5章 お嬢様の評価が、王都へ届く
- 1 -