新武将・芋粥秀政
作者: 得生
あらすじ
名字が「芋粥(いもがゆ)」というだけで、現代では散々バカにされ、引きこもり気味だった男・芋粥秀政。彼の唯一の居場所は、戦国シミュレーションゲーム『信長の野望』だった。新武将「芋粥秀政」を作り、縛りプレイ同然の条件で、それでも毎回、天下統一を成し遂げてきた戦国オタクである。ある日、事故に遭い――目を覚ますと、そこは戦国時代。しかも農民としての転生だった。直後に目の当たりにしたのは、今川軍による村の焼き討ちと虐殺。家族も、村も、一夜にして失われる。だが秀政は折れなかった。東海地方の戦国史を暗記するほど読み漁ってきた知識。ゲームで磨いた「勝ち筋」を見抜く思考。――天下を取る農民は、秀吉だけじゃない。「芋粥秀政、天下取ったるわ!」名もなき百姓から始まる、知略一点突破の戦国成り上がり譚、ここに開幕。これは、現代人としての甘さを併せ持つ芋粥秀政が、運と歴史知識と人脈、そして決断力をもってして、これでもかと遠回りしながら足掻き、昇りつめる物語である。
目次
第一章 足軽組頭編
第二章 郡代編
第三章 城代編(足軽大将格)
第四章 城代編(譜代足軽大将格)
第五章 伊勢惣奉行編
第六章 伊勢惣奉行編(長島悪化編)
第七章 伊勢惣奉行編(躍進編)
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