WORLD END SCRAPYARD~ 廃棄された多元世界で治安がヤバイ女たちと悪運だけで硬派に生きてる
作者: Schuld
あらすじ
――貴方達は棄てられた。何のためにではない。ただ棄てられた。貴方たち自体を棄てることに意味はない。新しいゲームを始めるため、机の上を片付けねばならなかった。それだけのために、貴方達の世界は神々の机上から片付けられた。しかし、ゴミは捨てれば足下が埋まる。誰だって綺麗な部屋に住みたいものだ。故に、ゴミを集めて回る役割が求められた。その奇特な神は、自分の卓に世界を棄ていくことを他の神々に勧め、カオスの坩堝を広げることで生計を立てることとした。世界が終わっても人が終わる訳ではない。貴方達は棄てられた世界の生き残り。あるいは残骸の中で産声を上げた者達。この世界は見捨てられた世界の寄せ集めだ。廃棄場は、どこまでいってもゴミ捨て場だ。最初から人が生きていくために作られたわけではないし、ゴミに配慮する者なんていない。故に健全に生きていける土地ではない。資源が足りないために新しく物を生み出すことは困難だ。世界という巨大な生物に集るウジ虫の如く、その残滓を食んで生きる。それがこの『世界を棄てる廃棄場』でのライフスタイル。惨めだろう。辛いだろう。道は見えなかろう。だが、生きていかねばならない。何故ならそれこそが、命を持って生まれた者が、自分達を棄てた世界に対してできる唯一の反逆だからだ。終わった世界で踊ろう。人生は歌劇だ。このゴミ山の舞台で踊りきれ。せめて、スポットライトからそっぽを向かれないように。※当作品は夏のTable Game Fan Festa及び夏コミなどで頒布する予定の同名同人TRPGの販促小説となります。詳細は作者Twitter、及び作品名ハッシュタグでご確認ください。カクヨム・ハーメルンでも並行連載しております。
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