軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

二百七十五話

クロードは学園の休日を利用して龍神湖にやってきていた。

ニーパス領の鍛冶屋から大量に用意していたリザードマンの皮の在庫がきれそうだと手紙が届いたためである。

湿地帯の足場の悪さをものともせずリザードマンを見つけては魔法で狩っていく。

目標の数を確保したクロードは装備をドラゴンスレイヤーに持ち替えて龍神湖の中央に向かい次々と襲いかかってくるドラゴンを斬り伏せていく。

調子に乗って中央に近づいたのが悪かったのか時空龍クロノスドラゴンと遭遇してしまう。

時空龍クロノスドラゴンは時空魔法を操り時間を操作して攻撃してくる厄介なフィールドボスである。

避けたはずの攻撃が当り。

当てたはずの攻撃が避けられる。

大振りの攻撃ではなくとにかく手数を増やしてダメージの蓄積を狙う。

膨大な量の体力を持つ時空龍クロノスドラゴンは脅威とは感じないのか時空魔法を発動させる気配がないがうっとおしいとは思っているようで爪で襲いかかってくる。

剣で爪を防ぐがそれを嘲笑うかのように突如体に傷が刻まれる。

時空魔法で爪の斬撃が過去にあったこととなりクロードを襲ったのだ。

クロードは傷を回復魔法で治しひたすらに攻撃を続ける。

爪による攻撃を受けつつもその度に回復魔法で治して時空龍クロノスドラゴンへの攻撃の手は止めない。

膨大な量の体力を持つとはいえステータスの高いクロードの攻撃を受け続けた時空龍クロノスドラゴンは体をフラフラさせている。

ここが仕掛けどころだと判断したクロードは上級魔法であるインフェルノを時空龍クロノスドラゴンの周囲に展開し続ける。

時空魔法は時間を操れるがそれにも限界があり魔法を発動させ続ければいつかは当たるという理論による。

クロードは魔力回復用の回復薬を使用しつつも魔法を途切れさせることなく発動させて仕留めることに成功する。

思いもよらない相手との戦闘を終えドロップ品と魔石を回収してクロードはニーパス領へと飛んだ。

そのまま鍛冶屋を訪ねて狩ってきたリザードマンの皮とドラゴンの素材を搬入する。

「頼まれていたリザードマンの皮とドラゴンの素材の補充です」

「クロード様。ありがとうございます。これで注文に何とか応えられそうです」

無事に搬入を終えたクロードは転移魔法で自分の寮へと戻ってきていた。

予定していなかった時空龍クロノスドラゴンを相手にしたことでさすがに疲労を感じていた。

適当に夕食を取りそのまま眠りに落ちる。

翌日、疲労の回復したクロードは再び龍神湖を訪れてリザードマンと龍を乱獲して素材のストックを作るのだった。