軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第19話 ボス部屋

この1年弱はとても充実していた。

【名前】マルス・ブライアント

【称号】-

【身分】人族・ブライアント男爵家次男

【状態】良好

【年齢】5歳

【レベル】9

【HP】28/28

【MP】3921/3922

【筋力】22

【敏捷】24

【魔力】33

【器用】25

【耐久】25

【運】30

【固有能力】天賦(LvMAX)

【固有能力】天眼(Lv7)

【固有能力】雷魔法(Lv0/S)

【特殊能力】剣術(Lv4/B)

【特殊能力】火魔法(Lv1/G)

【特殊能力】水魔法(Lv1/G)

【特殊能力】風魔法(Lv8/A)

【特殊能力】神聖魔法(Lv2/B)

【名前】アイク・ブライアント

【称号】-

【身分】人族・ブライアント男爵家嫡男

【状態】良好

【年齢】8歳

【レベル】15

【HP】47/47

【MP】201/201

【筋力】32

【敏捷】32

【魔力】16

【器用】20

【耐久】29

【運】10

【特殊能力】剣術(Lv4/C)

【特殊能力】槍術(Lv5/B)

【特殊能力】火魔法(Lv3/C)

俺もアイクもジークとマリアのステータスを上回った。

恐らくCランク冒険者くらいの能力だろう。

まず俺は風魔法のレベルが8になった。

魔力が上がったこともあり魔力をこめない普通のウィンドカッターでもゴブリンジェネラルを鎧ごと真っ二つに出来るようになった。

また 風纏衣(シルフィード) を展開しなくてもゴブリンジェネラルを 風の短剣(シルフダガー) で倒せるようになった。

新しい魔法も使えるようになり剣術Lvも4になった。

短剣を使っているのに、剣術が上がるのは嬉しい誤算だった。

短剣術の使い方ではなく、剣術の使い方をしてるからかもしれない。

アイクも完全に槍使いとなっており、もう蒼の牙の槍使いのラスターよりも強くなっていた。

そして今日これから湧き部屋の奥の部屋に向かう。

今安全地帯で4人が作戦を立てている。

ジークもマリアもすでに俺とアイクのほうが強いと分かっているので、俺とアイク中心の作戦を立てる。

作戦と言っても隊列くらいだ。

アイク、俺、マリア、ジークの順番で進んでいく。

湧き部屋にたどり着いてすぐにゴブリンジェネラルを20体倒す。

倒したらすぐに湧き部屋の先の通路を抜けた。

ここから先は初めて行くところだから気を引き締める。

しかし湧き部屋の先の通路の先には一つの部屋しかなかった。

ただし壁の色が違っていた。

迷宮の壁の色が赤色になっていたのだ。

これを見たジークが

「ここがボス部屋っぽいな。ゴブリンキングがいると思うから気を付けてくれ」

「ゴブリンキングはどういう行動をしてくるのですか?」

「俺も実際に戦ったことは無いが、基本的にはゴブリンジェネラルと同じらしい。だが攻撃してもHPが回復してしまうから中途半端な攻撃は無意味という事は聞いたことがある」

そしてボス部屋の大きな扉を開けた。

ボス部屋にだけ扉があるらしい。

また外から不意打ちという事は出来ないとの事だ。

まず目に映ったのが、部屋の中心に小さな階段があり、その上に祭壇がある。

祭壇にはなにもない。

階段の前には身長3mくらいの、大きな角があり立派な剣を持っている魔物がいた。

その大きな角の魔物の左右にゴブリンジェネラルを大きくして斧の代わりに剣を持った魔物がいる。

そのほかにはゴブリンジェネラルが20体くらい部屋を徘徊している。

まずゴブリンジェネラルが大きくなったやつを鑑定する

【名前】-

【称号】-

【種族】ゴブリンロード

【脅威】C

【状態】良好

【年齢】3歳

【レベル】12

【HP】50/50

【MP】21/21

【筋力】24

【敏捷】20

【魔力】5

【器用】6

【耐久】28

【運】1

【特殊能力】魔物召喚(Lv1/G)

次に大きな角の魔物

【名前】-

【称号】-

【種族】ゴブリンキング

【脅威】C+

【状態】良好

【年齢】3歳

【レベル】15

【HP】60/60

【MP】31/31

【筋力】30

【敏捷】24

【魔力】15

【器用】6

【耐久】26

【運】1

【特殊能力】剣術(Lv3/D)

【特殊能力】HP回復促進(Lv2/F)

【特殊能力】魔物召喚(Lv2/F)

なかなか強そうだな。だけど今の俺とアイクだったら勝てそうだ。

相手のステータスをみんなに伝えた。

ジークとマリアに伝えると二人はすぐに土砦と氷砦を展開した。

まずゴブリンジェネラルを俺がウィンドカッターで20体倒す。

同時にアイクが左側のゴブリンロードに突っ込む。

アイクは槍装備でゴブリンロードは剣装備。

明らかに槍のほうが相性がいい。

何合か打ち合うとすぐにアイクの優勢が見て取れた。

そしてとどめを刺した瞬間新しいゴブリンロードが召喚された。

ゴブリンキングが召喚しているのだ。

まずゴブリンキングからやらなければダメだと思いゴブリンキングのほうに向かおうとするといつの間にか倒したばかりのゴブリンジェネラルが俺を囲んでいた。

ゴブリンロードがゴブリンジェネラルを召喚していたのだ。

これは面倒なことになった。

ジークとマリアにも積極的に戦闘に参加してもらうという選択肢もあるのだが、二人は俺とアイクがピンチになった時の保険として待機してもらっている。

そしてジークとマリアも驚いている。

ゴブリンキングに召喚能力なんてないらしい。

そして、ゴブリンロードという魔物を初めて見たらしい。もちろん存在を聞いたこともないらしい。

出し惜しみしても仕方ないので新たに覚えた風魔法の 一つ(・・) のトルネードを使う事にした。

家族全員にトルネードを使う事を告げるとアイクはジークとマリアの場所まで下がった。

「たぶんゴブリンキング以外は範囲内です。アイク兄はゴブリンキングをお願いします」

アイクは頷くと俺はトルネードを放った。

トルネードは殺傷能力が低い分相手の自由を奪う。トルネードの中にウィンドカッターを仕込む事もできるが俺はなるべく殺傷能力を抑えたトルネードにした。

ここでゴブリンロードを倒してしまうとゴブリンキングがトルネードに巻き込まれていないゴブリンロードを召喚してしまうからだ。

俺がゴブリンロード達を足止めしている間にアイクがゴブリンキングを倒しに行く。

もちろんジークとマリアの援護つきだ。

アイクとゴブリンキングの戦闘はすさまじかった。

アイクがゴブリンキングに槍を刺すとゴブリンキングは刺された槍を放さずアイクを剣で斬りつけてくる。

アイクは槍を引き抜こうとするがゴブリンキングもかなりの力があり簡単には引き抜けないので槍を諦めてとっさに剣をよける。判断が遅れてしまったせいか左腕を斬られてかなりの血が出ている。

俺はトルネードを解除してすぐにアイクにヒールをかけに行った。

「すまない。油断したつもりはなかったのだが」

ゴブリンキングが追い打ちをかけようとしてくるが、ジークとマリアがストーンバレットとアイスアローで援護をしてくれて追撃を免れた。

「正直、ゴブリンキングと1対1は厳しいかもしれない。どうにか隙をつかないと」

「それではアイク兄と戦っている最中にゴブリンロードを倒します。そうすると召喚をしようとするかもしれないのでその隙をついてください」

アイクは頷くと火精霊の剣を右手にゴブリンキングと激しい剣戟を繰り広げた。

ゴブリンキングの傷が少しだけふさがっている。

スキルのHP回復促進のおかげか。やっかいな。

俺は瀕死になっているゴブリンロードとゴブリンジェネラルを一掃した。

ゴブリンロードが倒されるとすぐにゴブリンキングがゴブリンロードを召喚する。

どちらかの手をかざさないと召喚は出来ないらしい。

すぐにゴブリンロード2体が召喚されると召喚されたゴブリンロード達がゴブリンジェネラルを召喚し始める。

ゴブリン達はまず戦力を増やすことが最優先らしい。

俺はゴブリンロードにゴブリンジェネラルを召喚される間に倒そうとするのだが何体かは召喚されてしまう。

そして2体目に結局20体になるまで召喚されてしまう。

これはきつい。

「ゴブリンロードを召喚する隙をつけそうですか?」

「いや、召喚が早すぎて無理そうだ」

「またお父様とお母様の所まで後退しましょう」

俺たちはジークとマリアの所まで後退した。

ゴブリン達は追っかけてくるが、ゴブリンキングは一緒には追いかけてこない。

一緒に追いかけてきてくれればトルネードで一緒に巻き込めるのに。厄介な。

と思ったが、あることに気づく。

これってゴブリンキングさえ参戦してこなければ、湧き部屋とほぼ同じ状況なのでは?

違うのはずっと2対20なだけで、ゴブリンロードはひたすら召喚させておけば参戦が遅れる。

そして俺はアイクに恐怖の作戦を伝えた。