軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第10話 初めてのレベルアップ

順調にゴブリンを倒しまくる。

俺はひたすらウィンドカッターでゴブリンを倒す。

アイクも剣でゴブリンを切り刻む。

1時間くらい経ったところでアイクが

「なんかレベルが上がった気がします」

鑑定してみると

【名前】アイク・ブライアント

【称号】-

【身分】人族・平民

【状態】良好

【年齢】6歳

【レベル】2

【HP】17/17

【MP】31/61

【筋力】5

【敏捷】6

【魔力】3

【器用】4

【耐久】4

【運】10

【特殊能力】剣術(Lv2/C)

【特殊能力】槍術(Lv1/B)

【特殊能力】火魔法(Lv1/C)

おー確かにレベルが上がっている。

ただ俺は天眼の事を誰にも話していないので

「アイク兄凄い。どんな感じなの?」

と当たり障りないことを聞く。

すると

「なんとなく体が軽くなった感じかな。本当にレベルアップしたかは分からないけど」

俺は自分のステータスを確認するがまだレベルアップはしていない。

天賦のスキルのせいで他の人の3倍の経験値が必要なのだ。

するとジークが

「今日は早いけどあと少ししたら帰ろう。お昼ごはんは家族全員で食べようと思う」

俺はもっとやりたかったが、我儘を言うともう連れて行ってくれないと思い、黙ってうなずく。アイクも同じように頷いていた。

そのあとゴブリンを5体倒した後に街に戻った。ちょうど昼前だ。

ギルドに寄って討伐クエストを完了させる。

おそらくこれくらいの魔物では一家を養っていくことは難しいだろう。

もっと頑張って役に立てるようにならないと。

昼過ぎには家についた。マリアは予想よりも早く帰ってきたことにびっくりしていたが、みんな無事に帰ってきてほっとしたようだ。

昼食を食べた後に少し訓練をして寝た。最低でも1日1回はMPを枯渇させないと気が済まない。

そして翌日俺らはまた街の外に向かった。

今日の目標は俺のレベルアップだ。

早めに索敵をして俺がウィンドカッターでゴブリンをやっつける。

狩りを始めてから1時間くらいしてようやく俺のレベルが上がった。

【名前】マルス・ブライアント

【称号】-

【状態】良好

【年齢】3歳

【レベル】2

【HP】5/7

【MP】1441/1547

【筋力】4

【敏捷】5

【魔力】8

【器用】5

【耐久】5

【運】30

【固有能力】天賦(LvMAX)

【固有能力】天眼(Lv5)

【固有能力】雷魔法(Lv0/S)

【特殊能力】剣術(Lv1/B)

【特殊能力】風魔法(Lv5/A)

【特殊能力】神聖魔法(Lv1/B)

運以外の全てのステータスが2ずつ上がった。

我ながら凄い才能だなと思う。

そして俺はジークに

「多分僕もレベルが上がったと思います。少し力が湧いてきた感じがします」

「マルスはレベルが上がりにくいのかもしれないが、着実に成長しているから焦らず頑張るのだぞ」

と言ってくれた。

そのあともひたすらゴブリンを狩り続ける。

どうやらアイクのレベルが上がったようだ。

それにしてもやたらゴブリンがいるな。

昨日今日で100匹は軽く倒したと思うのだが、 遭遇(エンカウント) 率が減らない。

今日は夕方まで狩りをしていたので、帰る最中にジークに聞く。

「ゴブリンっていつもこんなにいるのですか?」

「いや、今回は異常だ。ギルドに報告しておこうと思う」

ジークがギルドにクエスト完了報告とゴブリンの異常発生を知らせた。

ジークが浮かない顔をしてギルドから戻ってきた。

何かあったのだろう。だが俺もアイクもそれを聞かない。

俺らに必要な情報であればジークは必ず教えてくれるからだ。

家に着くと、マリアが出迎えてくれた。

そして夕食後にジークが口を開いた。

「どうやら最近アルメリアの東のほうで 魔物達の行進(スタンピード) の前兆があるらしい。D級以下の冒険者は東の魔物の討伐で忙しいらしい。そしてC級以上の冒険者は迷宮に入っている。迷宮の魔物が溢れてくるのが最悪だからな。これは仕方ない。

しかし西側も異常にゴブリンが発生している。それを報告したらギルド側から指名クエストが出された。西側の調査をしてくれと。報酬はかなり高いが正直迷っている。放っておいても家族に危険が迫るし、調査しても危険だ。皆の意見が聞きたい」

するとアイクが

「僕は調査に行くべきだと思います。ゴブリンくらいであれば僕やマルスだけでも倒せます」

この言葉にマリアが反論する。

「あまりにも危険だわ。出てくるのがゴブリンだけならいいけれどゴブリンが街の付近までくる理由は自分たちの住処にもっと強いのが住み着いたから追い出されたという可能性もあるわ。ゴブリンは魔物の中では最弱の部類。コボルトくらいであればなんとかなるかもしれないけどオークの群れとかいたら危なすぎるわ」

今回は俺も発言した。

「僕は調査に行きたいです。が今すぐには足手まといになる可能性があるので辞退しようと思います。もともとお母様との約束は遠い場所や魔力溜まりができやすいところには行かないという事でしたので。お父様その指名クエストはいつまでにしなければならないのですか?1か月後ではダメなのですか?」

「ふむ。マリアとマルスがいう事が尤もだ。もちろん俺も調査には行きたいがな。指名クエストはとりあえず保留にしておこう。これからも今まで通り街の付近でモンスターの討伐をしよう。コボルトとも戦わせてみたいしな。マリアありがとうな。そしてごめんな。嫌な役を引き受けさせてしまって。いいなアイク?」

「はい。僕も慢心してしまっていたようです。明日からまた気を引き締めて頑張ります」

それからずっと街の付近でゴブリン狩りを続けた。

たまにコボルトが現れたが、ウィンドカッターですぐに倒せた。

ちなみにコボルトはこんな感じのステータスだった。

【名前】-

【称号】-

【種族】コボルト

【脅威】G

【状態】良好

【年齢】1歳

【レベル】2

【HP】6/6

【MP】1/1

【筋力】2

【敏捷】4

【魔力】1

【器用】2

【耐久】1

【運】1

1匹だとちょっとすばしっこいだけで楽に倒せるのだが、基本的に群れていることが多い。

10匹一緒に出て来た時は、撤退しながら全滅させた。

少しでも有利な態勢で戦いたいからだ。

それでも攻撃は食らってしまう。僕やアイクが攻撃されないようにジークが盾となってくれる。ただし僕たちに経験を積ませようとしているのかまだ 土砦(アースフォートレス) は見たことがない。

そして一か月が過ぎた。