軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

753話 クママとルフレの進化

「クママの進化先は3つか」

「クマ!」

ハニカムベア、ハイポイズンベア、キングハニーベアだ。

ハニカムベアが現在のロイヤルハニーベアからの正当進化かね?

スキル構成はほとんど変わらないまま、爪撃・上級が大爪撃へ、力溜めが上級となり、養蜂上手、蜂使役というスキルを得る。

戦闘力、養蜂、どちらの能力も伸びるってことだろう。

ハイポイズンベアは毒系特化だ。毒爪が上級に、毒無効が毒吸収に進化し、毒知識、毒溜めというスキルを得るようだった。

本当に毒に全振りって感じである。

で、最後のキングハニーベアは好感度マックスの選択肢かな? ああ、蜂の王の効果って線もあるか。大爪撃、毒爪・上級に加え、養蜂上手、昆虫殺しを得る感じだ。

どの進化ルートでも悪くはないが、一番よさげなのはキングハニーベアかな? 名前も一番カッコいいし。

「クママ、キングハニーベアが良さそうだけど、お前はどう思う? 好きなルートで構わないぞ?」

「クマ!」

クママもキングハニーベアがいいようだ。ポテポテと拍手しながら、何度も頷いている。

なら、決定だな!

「クママ! 進化だ!」

「クックマー!」

名前:クママ 種族:キングハニーベア 基礎Lv50

契約者:ユート

HP:242/242 MP:153/153

腕力44+3 体力38 敏捷26

器用28 知力21 精神32

スキル:愛嬌、大食い、嗅覚、栽培、登攀、毒無効、芳香、養蜂・上級、力溜め、昆虫誘引、食溜め、蜂の王、養蜂上手、大爪撃、毒爪・上級、昆虫殺し

装備:逆鱗のポンチョ、魔耐性のベスト、琥珀のペンダント

「よし! ステータスもメッチャ上がったし、強くなったな!」

「クマー!」

光に包まれたクママが進化を完了する。

声や姿は今までとほぼ同じだ。

ただ、サイズがさらにデカくなった。装備品は外れていないので、サイズのランクが上がったわけじゃないだろうが、一回り巨大化したのだ。

今までのサイズは小柄なお相撲さんくらいだとしたら、今は相撲界でも一番大きい人と同じくらいな感じ?

「うむ」

「クマ?」

抱き着いた時のフワフワ感も増しておるな! 巨大ヌイグルミなんか目じゃないくらい、気持ちいいのだ。ヤバイ、永久に抱き着いてられるんですけど! あ、でも、抱き枕扱いは嫌かな?

「クマー」

クママも満更でもなさそうだ。でも、まだルフレの進化が残ってるからな。

「フムー!」

「はいはい、わかってるよ」

ちょっとクママに構い過ぎたか。ルフレにぐいぐい引っ張られる。

「ウンディーネケッヒンとウンディーネヘルディン?」

これもドイツ語か? ケッヒンは醸造が上級になり、釣り・上級が釣り師へと進化。さらに釣り上手、発酵強化が加わるようだ。

完全な料理特化である。

ヘルディンはユニーク選択肢だろう。水中行動・上級が水中活動になり、醸造が上級へ進化する。そこに、発酵強化、杖術が加わる感じだ。

万遍なく上達する感じだろうか。まあ、最初から決まってるけどね。

ただルフレの希望優先なので、俺が選びたい方と逆を選んだらそっちにするが。

「ルフレはどっちがいい?」

「フム!」

よかった、俺と同じヘルディンを希望している。まあ、ユニークルートだもんな。

「それじゃあ、ルフレも進化だ!」

「フームー!」

光が収まった後に立っていたのは、相変わらずの美少女だった。フロイラインが中学生だとしたら、ヘルディンは高校生くらいの年齢に見える。

衣服はほとんど変化なしだ。変わったのはサイズくらいだろう。名前も、今までの装備に+表記が付いただけだしね。

でも、オルトの場合は相当強化されていたし、ルフレの装備も性能がかなり上がっているんだろう。

名前:ルフレ 種族:ウンディーネヘルディン 基礎Lv50

契約者:ユート

HP:177/177 MP:230/230

腕力19 体力20 敏捷33

器用40 知力40 精神38

スキル:醸造・上級、水中活動、調合、釣り・上級、発酵、水魔術・特化、料理・上級、水中行軍、治療者、醸造促進、包丁術、発酵強化、杖術

装備:水精霊の杖+、水精霊の羽衣+、水精霊の髪飾り+

ただ、オルトの場合、クワ上手っていうスキルがあったはずなんだが、それっぽいスキルはない。やはり、以前使用したクワの素の効果だったらしい。

「フムー!」

「どうしたルフレ?」

「フム!」

ルフレが「さあ来い」って感じで、両手を広げている。もしかして、クママみたいに抱き付けっていうの?

いや、無理無理! もう今の姿は完全にお姉さんだし、イチャイチャしたら方々から怒られる!

「えーっと、これでいいか?」

「フムー」

とりあえず頭を撫でると、ルフレがヤレヤレって感じで肩を竦めた。

ヘタレですまんな! でも、無理なものは無理だから!

「白銀さん、そんなに震えてどうしたので?」

「い、いや、なんでもない。なんでもないよ? 本当に」

「ぬふ?」