軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

強敵と接敵

ダンジョンバトル中の敵ダンジョン内では、念話などができなくなるが、通信用の魔道具、例えば先輩の魔改造スマホなどを介せば連絡を取ることができる。

各部隊からの情報を司令室に送り、それを全体に共有させることで離れた位置にいたとしても、部隊単位で連携を取ることができる。普段何気なく使ってたけど、通信技術って偉大だったんだと痛感した。

攻略隊がダンジョンに突入して数時間後、いつくかの部隊が強敵と思われる者たちとぶつかった。

マオ隊は巨大な黄金色の龍、ヴァイオレット隊は魔法が付与された装備を身に着けたダンジョン産妖精族の軍隊、ソラン隊は巨大な樹のモンスターと相対している。

それぞれの戦場を見てみよう。

Side蓮

ダンジョンに突入してみたが大して強いモンスターは現れなかった。

それもそのはず敵は魔法無効化が売りなのに、こちらは物理も魔法もどちらも行けるやつが多いからな。

まったく、雄亮のやつがさんざん脅かしといてきやがったからどれほど恐ろしいモンスターが出てくるかと思ったらそれほどでもないじゃないか。

それに仮に強力な敵が現れても、勇者の俺と闘技場の主である我らが隊長のマオにかかれば、がいしゅーいっしょくってやつだ。

補佐にダンジョンマスターたちもついてるから安心安全。

この前雄亮と一緒に遊んでた時にマオについては色々聞かせてもらった。

とある筋から流れてきた異世界の魔王で、戦闘力は出鱈目な強さのマスターソードさんと同じくらいだと。色々ツッコミどころあるな。

雄亮と遊ぶんでる時は、マオも一緒なことが多いから互いに顔も名前も知っていたが、俺には、(強いことは間違いないだろうが)どうしてもこいつがマスターソードさん並の力を持っているとは思えなかった。

「マオさん、この先はかなり大きな空間があります。そこの気配からしてヤバいのがいますよ」

「うーん、あれは」

「私たちの手にあまる」

「うむ。恐らくLランクと呼ばれる輩であろう。貴様たちには荷が重い。余だけでもなんとかなるだろうが、確実かつ安全に仕留める為に蓮にも協力してもらおう。いいな」

「あ、ああ」