軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

攻略隊

宴会の翌日、ダンジョン攻略部隊は各隊ごとにダンジョンの入口前に整列していた。

流石に昨日の宴会で酒を飲みすぎて戦えないというバカタレは冒険者の中にいなかった。

そう、冒険者の中にはいなかった。バカタレは身内にいた。何人かのダンジョンマスターが二日酔いになって、爆笑されながら先輩に酔い止めの魔法というふざけた魔法をかけてもらった。情けない。

さて、各隊にはヒューマンスライム✕30、アダマンタイトゴーレム✕50、オリハルコンゴーレム✕100が共通で所属している。

数が第一、第二陣の捨て駒部隊の約十分の一の規模なのはスピード重視の少数精鋭だからだろう。

それ以外はマオ隊には、蓮といつか俺が宝物庫に連れて行ったゼカイ、キャロル、セクメナのゲーム部屋三人衆+冒険者。

ジョーカー隊にはシースナと五名のダンジョンマスター+冒険者。

ヴァイオレット隊には老師とジェイと三名のダンジョンマスター+冒険者。

ソラン隊には六名のダンジョンマスター+冒険者。

ソフィア、フィー、ピクリナの合同部隊はイーナ、アキトと九名のダンジョンマスター+冒険者がいる。

ソフィア、フィー、ピクリナの部隊は一隊づつだとLランクが出た時に遅れを取る可能性があったため合同部隊になった。三人で連携したらLランク二体までなら何とか勝てるらしい。

それぞれの隊には、補佐のダンジョンマスターが数名付いているから強敵とぶつかったとしても、逃げることはできるはずだ。少なくとも全滅はしないだろう。

「よし、全員生きて戻ることを第一に考えろ。ゴーレムは盾にしてもいいからな、自分の代わりは存在しない事を常に頭の隅に置いて戦ってくれ。戦果を期待する。以上」

俺の言葉が終わると、整然と全部隊アンチマジックダンジョンの中へ入っていった。うん、冷静だな。

もっと、うおー!とか言いながら行くと思ってたよ。

「さあ、私たちは司令室に戻って全体指揮をしますよ」

「ああ」