軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

おとといきやがれ〜理結

この間スキルポイントのことを聞いてから、何を取るべきかずっと悩んでたんだが、決めた。

昨日の、 理(さとる) さんの話聞いて、マジで決めた。

親父と一緒に相談があると呼び出されて、話を聞いてみたら、ゴミクズ集団の話を聞かされた。

ギルド内にうじゃうじゃいるとか、マジでありえねぇし。

理さんは、そんな奴らに自分の作った魔導具を売りたくないこと。

ゴミクズ集団かを判定する魔導具を作成したこと。

ショップに取り付けて、ゴミクズ集団と認定されたやつには、魔導具を売らないで欲しいこと。

俺と親父は、もちろん頷いたさ。

むしろ、何も売るつもりもないこと。

ショップは出禁にすること、を決定した。

当たり前だろ?

理理(りのり) が被害にあってんだぞ?

ギルドがちゃんと動いてくれないことも、理さんは言っていた。

そりゃギルド職員にもゴミクズがいるなら、放置するだろう。

自分たちに都合のいいように。

ムカつくな。

で、今日から魔導具をショップに取り付けるわけだが、ギルドにいるってことは、うちのショップにも紛れ込んでる可能性あんじゃねぇの?

魔導具の動作確認って言って、全員を調べるか。

そのためにもスキル取得する。

鑑定が必要だ。

俺のギフトが真偽なので、相手がウソを言ってるかどうかくらいはわかってはいたし、適正価格から外れていてもわかったから、なんとなく問題なくここまできたが、このゴミクズ案件はダメだ。

色々許容範囲を超えている。

スキルポイントで、鑑定を取得する。

必要ポイントは

鑑定

レベル1 500

レベル5 50000

レベル10 500000

もちろん細かく他のレベルもあるが、この必要ポイントなら、レベル10で問題ないだろう?

スキルポイント200万超えて持ってるしな。

人鑑定に特化はしないだろうが、 笑理(えみり) ができるってことは、可能性はあんだろ?

笑理は、神眼なんてすげぇギフトなのに、対人恐怖症的な感じで、人と関わり合いになるのを避けている。

ただ、鑑定の仕事だけはしている。

ギルドの買取カウンターの奥の見えないところに、特定の人だけと買取の鑑定をやりとりするだけだが。

家族や神凪のみんなとは大丈夫そうだから、まだよかったけどな。

よし、さっさと取得するか。

スキル鑑定取得。

レベル10

ぴこーん!

あっさりと鑑定レベル10が取得出来たようだ。

簡単すぎる。

こんな簡単にスキル取得出来ていいのか?

今は、ありがたいけどな。

さてと、ショップの従業員には、ゴミクズいないといいけどな。

いたらヤバくね?神凪の敷地内のマンションに、ゴミクズいることにならねぇ?

あー、いたら速攻退去だし、退職だな。

親父にも、可能性があることは連絡しておこう。

うがぁーーーーっ。

マジか、いやがったぞ、ゴミクズがっ。

8人中3人も、だ。

理理すまん、情報筒抜けになってた可能性がある。

とりあえず問題の3人をこちらに呼んで、

「君たち3人、今この時点でクビね。今日中にマンションからも退去してくださいね」

当然だろ?

「なっ!?クビってなんですかっ」

「突然なんでですか?横暴です」

「オーナーそんな冗談面白くないですよ」

何をそんな焦ってるんだ?

「冗談でもないですし、横暴でもないですね。契約時に神凪に対して不利益をもたらさないという、文言がありますよ?」

契約書ちゃんと読んだか?

「私、不利益なんて」

「そうですよ、僕だって」

「俺だって、何も!」

何も?何もねぇ?

「私、先程魔導具の動作確認をすると言いませんでしたか?あなた達は問題ありと判定されたのですよ」

「たかが魔導具で!」

「たかが?今あなた、たかが、と言いましたか?魔導具を売っているこのショップでたかが、と?」

ふざけてんじゃねぇぞ?

「私達より、魔導具を信じるのですか?」

なんで魔導具よりお前らが信じてもらえると思った?

「もちろんですよ、魔導具も信じますし、自分自身も信じますよ?私、鑑定スキル持っているんですよ?見えてるんですよ、あなた達がゴミクズ集団の一員だと言うことがね」

3人以外の従業員が、ザワザワしている。

「あの?状況がよくわからないのですが…」

魔導具の動作確認としか言ってなかったもんな。

「あぁそうですよね。あなた達は、聖女教と言うゴミクズ集団をご存知ですか?彼ら3人はその信者なんですよ」

「えっ?あの?理理さんにつきまとってる?」

「あんなに、聖女扱いされるの嫌がってるのに、やめないカルト集団だろ?」

「えっ?こいつらそうなの?」

うわーって顔して見てる。

俺も同じ気持ちだっつうの。

「なので、神凪には必要ないのでクビですね」

「不利益とかの話ではないですよね?」

何を持ってそう言うんだ?

「はっ?思いっきり不利益ですね。

理理がギルドで活動できる状態でもなく、

通学路で待ち伏せされ、

どこにでもついてきて、

聖女さまと叫ばれる。

理理の家族、神凪一族が怒らないとでも?

理理のお父さんが誰かご存知ですか?

ここの魔導具の製作者ですよ?

理理に害をなす人には魔導具は売らないと言っているのですよ?

大きな損害です。

これを不利益と言わずになんと?」

3人は真っ青になっている。

自業自得だから、俺は容赦はしない。

かなりムカついてるからな。

スマホを取り出し、親父に連絡する。

「親父?3人紛れ込んでた。クビとマンション退去の手続き頼む。あーそのまま業者に頼んで敷地内に入ることも禁止してくれ。なにするかわかんねぇからな。頼む」

親父はすぐ動くはずだ。

「聞いた通り、マンションの荷物は業者が運んでくれる。神凪の敷地内への立ち入りは禁止とする。入ったら、不法侵入で警察行きだと思えよ」

3人は膝から崩れ落ちた。

とりあえず、親父の会社から出向している警備員にこいつらをあずける。

さて、次の作業に取りかかるか。

残った5人に、変な集団じゃなかったことを感謝してから、

「本題は、こっちなんですが、さっきは見せなかったけど、鑑定がなくても判定結果が見えるようになる魔導具があります」

ポケットから出し、会計カウンターに乗せる。

「実際に見せた方が早かったんだが、

ゴミクズ集団に知られたくなかったんで、

アイツらには見せなかった。

どうなるか説明するとだな、

入り口から入ってくると自動で問題の有無を判定してくれる。

で、問題有りが会計まで来ると、起動している今置いた魔導具が両手にバツ印が見えるようにしてくれる。

そいつらは、聖女教の信者なので、店の商品は何も売らないし、出禁とする。

暴れた時点でバツ印から、スリープが起動する。

質問あるか?」

「流れとしては、理解しました。でも突然だったのでどうしてかなとは思いましたけど」

「それな、理理のお父さんがギルドに来た時に、職員から探索者から、聖女教の信者だらけだと気づいたんだと。そんなとこに娘行かせるかーって、なったみたいだぜ」

「なるほど、あいつらホント気持ち悪いっすよね」

「跪いて拝むって何?って思ったわ。怖っ!ってなったわ」

「まさかそんな人の仲間と一緒に働いてたとか、イヤすぎる」

「そこは、こちらも確認不足だった。申し訳ない。しかも人数減って負担かけることになったのもすまない」

「まともな人、増やしてくださいね」

俺は苦笑って頷いた。

「今日から予定通り、マジックバッグとアイテムバッグの販売を開始する。客が増えると予想されるがその分、ゴミクズ集団も増えると思うので、注意して仕事してくれ。よろしく頼む」

「「「「「はい」」」」」

で、今日店に来た探索者の3割が出禁対象者であった。

こんなにいんのかよっ。

理理、いつまで経ってもギルド来られないんじゃ?

聖女教、ぶっ潰すか?