軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

宿題処理

やっぱり、運動は頭にもいいらしい。

ダンジョンに通い始めてから、勉強が妙にはかどるようになった。

今日一日、学校で授業を受けていてそのことを感じた。

いつも先生の話を聞きながら、黒板の板書をノートに写すことはきちんとやっている。

だけど、黒板は余白がなくなるとすぐに消されてしまうから、黒板に新しく書かれるたびに、それをノートへ写す必要があって、あまり頭に入らないようにも思っていた。

けれど、今日は違った。

先生の説明を聞きながら、黒板に書かれている内容をノートに写していても内容がわかる。

前よりも、明らかに理解しやすい。

なんだろうか。

例えるならば、いつもより脳みそがしっかり働いているというか、頭がはっきり起きている感じだ。

いつもと同じことをしていても勉強がはかどる。

そして、授業ごとに出された宿題のうち、すぐ終わりそうなものは休み時間に片づけるようにした。

いつもはそんなことはしない。

が、家に帰ってお母さんに宿題のことをあれこれ言われるくらいなら、できるうちにやっておこうという作戦だ。

宿題の内容が何ページもあって休憩時間には終わらないものも当然ある。

そういうものは無理にやらず、できそうなものは処理しておく。

普段はやらない、休み時間の勉強なんてことをしていると仲のいいクラスメイトから「おい、なにやってんだよー。いつもそんなことしてないだろー」とからかわれたりもしたが適当に相手をしつつも、ある程度の宿題を、学校にいる間に終わらせることができた。

昨日、家で宿題をしたときもそうだったけど、前よりも勉強したことが理解しやすく、覚えやすくなっているような気がする。

これはいいな。

学校終わりにダンジョンに行って運動することで、以前よりも勉強ができてテストの点が上がるなら、お母さんもきっと文句を言えないはずだ。

これで、これからもダンジョンに通う言い訳ができる。

そんなわけで、学校での一日の授業が終わるころには七割くらいの宿題は終わらせることができた。

学校から家に帰って、すぐに残りの宿題も終わらせて、僕は急いでダンジョンへと向かうことにした。