作品タイトル不明
242話時点での登場人物、地名、道具など ま~わ行
242話時点での登場人物、地域、品物などの名称一覧。ま~わ行まで。
WEB版、書籍版混在の一覧表となりますが、一部説明を省いてある部分があります。
あいうえお順です。
〇人物
マリー 女 14歳 平民
ナルソン邸の侍女。
ハベルの腹違いの妹。
地球産の食べ物で身体能力強化済み。
元々はルーソン家にて奴隷として働かされていた。
母親が奴隷ということで、アロンドからは家の恥さらしと思われており、ことあるごとに殴られたり罵声を浴びせられるなどいじめられていた。
一良の専属料理人兼従者としてイステール家に貸し出され、ノールの死後はイステール家に買い取られた。
その後すぐにハベルがマリーの身分を買い戻したため、現在の身分は平民。
他人の目を極度に気にしていつもビクビクしている性格だったが、今では一良のおかげですべての不安が取り除かれたため、とても明るい性格になった。
いつも優しく気にかけてくれる一良のことを、生き別れになった母親に重ねているふしがある。
現在、イステール家に接収されてしまったルーソン邸を買い戻そうと、お金儲けに奮闘中。
マクレガー・スラン 男 貴族
イクシオスの弟。アイザックの叔父。
軍部に所属している生粋の軍人。
地球産の食べ物で身体能力強化済み。
イステール領第2軍団副官。
士官練兵隊の教官も務めている。
明るく快活な性格で、他者の顔を立てることも心得ているしっかり者。
リーゼに軍事教練を施しているのも彼。
現在は砦にてバルベールとの決戦に備え、イクシオスとともに砦の防衛力強化に努めている。
マルケス・コンスピン 男 貴族
バルベール共和国出身。
バルベール第6軍団軍団長。
アーシャの祖父。
礼儀に厳しく、現実的な思考の持ち主。
11年前の戦いでは、緒戦でナルソン率いるアルカディア軍にこてんぱんにやられてしまった。
ナルソンの指揮能力を高く評価しており、次は負けるものかと自分の軍団を徹底的に鍛え上げ、砦を奪還しに向かってきたイステール領軍と会戦に臨んだ。
想定外の新兵器やオルマシオールのウリボウ軍団の参戦でまたもや敗北し、軍団は壊滅的打撃を被った。
現在、軍団を再編成し、動かせる人員を引き連れてアルカディアとの決戦に向かっている。
ミュラ 7歳 女 平民
グリセア村の村人。
ロズルー、ターナ夫妻の娘。
地球産の食べ物で身体能力強化済み。
一良がグリセア村に来た当初、コルツと一緒に嫌々ながらも一良を森の中まで尾行した。
イステリアに一良が出かける際も同行し、リーゼの護衛に一良が捕縛された際には地面に落ちたライターをこっそり回収するといった機転の良さも見せた。
とても明るく、ここぞという時には度胸をみせる性格。
現在は両親とともに、イステリアで留守番中。
ユマ 女 平民
グリセア村の住民。
コルツの母親で、コーネルの妻。
地球産の食べ物で身体能力強化済み。
国境沿いの砦が奇襲された際、前線に向かってしまった夫の身を案じて狼狽したが、リーゼが連れて帰って来てくれたおかげで一家そろってイステリアに帰還することができた。
現在はイステリアにて留守番中。
ラッカ・アボーグ 男 29歳 貴族
バルベール共和国出身。
ラースの弟で、カイレンの古くからの友人。
バルベール第13軍団軍団長。
眉目秀麗で細身の外見をしている。
沈着冷静な性格で、非常に用心深い。
カイレンの第10軍団と共闘すべく、エルタイル方面から隷下の軍団を引き連れてムディアの街へとやってきた。
近頃過激な行動を取りがちなカイレンを心配している。
ラース・アボーグ 男 30歳 貴族
バルベール共和国出身。
ラッカの兄で、カイレンの古くからの友人。
バルベール第14軍団軍団長。
身長2メートル以上もある、筋骨隆々の大男。
戦場では真正面から敵軍とぶつかることを好み、搦手を使うことをよしとしない。
北方の蛮族と対峙していた際は、彼自ら敵の将軍に一騎打ちを申し入れ、出てきた代理の兵士や敵将をことごとく打ち取っては敵軍の士気を下げるという戦法を取っていた。
とてもさっぱりとした性格で、思ったことははっきりと言う。
フィレクシア、アーシャと性格が合うようで、仲がいい。
カイレンの第10軍団と共闘すべく、エルタイル方面から隷下の軍団を引き連れてムディアの街へとやってきた。
ラッド 男 平民
ジルコニアの護衛兵。
国境沿いの砦が奇襲された際、ジルコニアとともに最後まで踏みとどまり、市民を守って戦った。
存命。
リーゼ・イステール 女 15歳 貴族
イステール家の長女で、ナルソンの実子。
ジルコニアは義母。
地球産の食べ物で身体能力強化済み。
3歳の頃に実の母親を病気で亡くし、5歳の時にジルコニアがナルソンと再婚して母親となった。
その当時からジルコニアが驚くほどにしっかりしており、周囲をよく観察しては両親に迷惑がかからないような発言や行動を心がけていた。
エイラとは3歳の頃からの付き合いで、ずっと専属従者として一緒にいる。
ジルコニアが来るまではエイラが半ば母親代わりであったため、彼女に対する依存心はとても強い。
成長するにつれて自分が置かれている立場が、王都の王族に比べて恵まれていないことに気づき、将来結婚する相手はお金持ちでなくてはダメだ、と思うようになった。
とはいえ、自分が領主になる自覚はあり、夫とする者は金持ちであれば誰でもいいというわけではなかった。
日頃の面会のストレスから、大量に貰う贈り物の一部を売っては、そのお金を使い街で買い物をしてストレスを発散していた。
一良を当初、優良な結婚相手と判断し、夜這いをかけて既成事実を作りそのまま結婚に持ち込もうとしたが、「メロメロばんばん事件」で失敗。
その後は一良と友人として接するようになった。
損得勘定抜きで真摯に接してくれて、何を相談しても助けてくれる一良に完全に惚れ込んでおり、今では暇さえあれば彼の傍に引っ付いている。
バレッタとは恋のライバルといった関係ではあるのだが、リーゼはバレッタのことも一良と同じくらいに好きになってしまったため、どうしていいか分からなくなっている状態。
市民からの人気が非常に高く、その美しい容姿と領主の娘というステータスから、結婚目的で面会に来る貴族が後を絶たない。
ちなみに、リーゼの容姿は一良の好みドストライクだったりする。
奴隷や市民に対しても丁寧に接し、屋敷の侍女や警備兵には労をねぎらってお菓子を作って差し入れすることもある。
非常に努力家で、講師の授業も真面目に受け、剣や槍といった武術の訓練もかかさない。
早朝にバレッタと行っている剣や槍の訓練とは別に、投石器や弓といった武器の訓練も、人目に付かないように時折こっそりやっている。
人目に付かないようにやっているのは、ナルソンの耳に入って「頑張りすぎではないか」といったような心配をかけさせないため。
酒にめっぽう強く、いくら飲んでも酔いつぶれない。
非常に真面目で意志が強く、度胸がある。
最近の悩みは、なかなか胸が大きくならないこと。
リーネ・アルカディアン 6歳 女 王族
ルグロ、ルティーナ夫妻の娘。
ルルーナ、ロローナの妹、ロンの姉。
両親と一緒にイステール領に滞在し、バイクのサイドカーに乗ったり、一良たちが作った料理を満喫したりと楽しんだ。
現在は砦の宿舎に滞在中。
ルグロ・アルカディアン 28歳 男 王族
アルカディア王国の王太子。次期国王。
ルティーナの夫で、ルルーナ、ロローナ、ロン、リーネの父親。
子供の頃から奔放な性格で、城を抜け出しては城下町で下級貴族の悪友たちと遊び歩いていた。
城下町でパン屋の娘のルティーナと知り合い、なんやかんやあって結婚。
奥さんと子供が大好き。
ぞんざいな口の利き方をし、無思慮な行動が目立つため、家臣からの評判はすこぶる悪い。
本人としては自分に正直に生きており、悪いと思ったことは悪い、と相手がどんな立場の人間でもズバズバ言う。
その生きざまと性格がリーゼには受けつけないようで、彼女からはかなり嫌われている。
逆に、ジルコニアはルグロのことを気に入っている。
一良と馬が合い、一緒にいるととても落ち着く様子。
現在、王都からの2個軍団を家臣たちとともに引き連れて、砦にやってきている。
ルティーナ・アルカディアン 26歳 女 王族
ルグロの妻。
元平民でパン屋の娘。
なんやかんやあって、ルグロと大恋愛の末結婚した。
元々が庶民なため、王族という雰囲気があまりしないと一良は感じている。
パン作りがとても上手。
明るくお茶目な性格で、ルグロを窘めつつも結局は一緒になって街を出歩いたりしている。
臣下たちの胃が心配。
ルルーナ・アルカディアン 9歳 女 王族
ルグロ、ルティーナの娘。
ロローナとは双子の姉妹。
ルティーナや臣下がしっかり躾をしたため、とても礼儀正しい。
プリンが大好物。
レナ 女 平民
ジルコニアの護衛兵。
国境沿いの砦が奇襲された際、ジルコニアとともに最後まで踏みとどまり、市民を守って戦った。
存命。
ロズルー 30歳 男 平民
グリセア村の住民。
ミュラの父親で、ターナの夫。
地球産の食べ物で身体能力強化済み。
グリセア村随一の狩人で、秋になると山に籠り、野生のカフクを仕留めては村に持ち帰っている。
優れた弓の腕を持っており、真っ暗闇の中数十メートル先にいるアルマルの目玉を射抜くといった神業もなんなくこなす。
おおらかな性格の持ち主で、非常に勇敢。
身体能力が非常に高く、素手で防壁をあっという間によじ登るといった曲芸のような真似もできる。
ジルコニア救出作戦の際、ギリースーツを着込んで隠密裏に砦に接近。
警備についているバルベール兵を弓による狙撃で立て続けに始末し、防壁を素手でよじ登って砦内に侵入した。
砦内での近接戦でも躊躇せずに敵兵を殺すという思い切りの良さも持つ。
11年前の戦争では開戦してから数年後に徴兵されて従軍した。
作中では最強クラスの戦闘能力を誇るが、ジルコニアの戦いぶりを見て戦慄していたあたり、近接戦では彼女に敵わない様子。
歯並びがとても綺麗。
ロローナ・アルカディアン 9歳 女 王族
ルグロ、ルティーナの娘。
ルルーナとは双子の姉妹。
ルティーナや臣下がしっかり躾をしたため、とても礼儀正しい。
ゼリーが大好物。
ロン 5歳 男
ルグロ、ルティーナ夫妻の息子。
ルルーナ、ロローナ、リーネの弟。
両親と一緒にイステール領に滞在し、バイクのサイドカーに乗ったり、一良たちが作った料理を満喫したりと楽しんだ。
現在は砦の宿舎に滞在中。
ルグロの跡取りとして男子が生まれたため、祖父のエルミア国王は一安心している。
〇国・地域
ムディア
バルベール共和国の都市。
たくさんの川を有した肥沃な土地に恵まれ、大規模な穀倉地帯を有する。
11年前の戦争では重要な補給拠点として使われた。
砦から敗走してきたカイレンの第10軍団とマルケスの第6軍団が滞在した。
〇その他
木炭高炉
バレッタがグリセア村で製作し、イステリアでも複数運用されている高炉。耐火レンガ製。
レン炉をはるかに上回る効率で金属の精錬を行うことができる。
大量の木炭を必要とする。
ミャギ
地球のヤギのような見た目の動物。
雌からミルクを得ることができる。
食肉としても扱われる。
ラタ
地球の馬のような動物。
騎兵の乗り物として使われている。
ラタ麦という麦を主食にしている。
リゴ
鍬に似た形の携帯用土木工具。
バレッタがナルソンとジルコニアに進言し、武具よりも優先的に製造させた。
レン炉
ふいご、または自然風により送風を行い、金属の精錬を行う小型の炉。
異世界にて主に運用されている炉がこれ。
リポD
地球の某大手製薬メーカーが製造している栄養ドリンク。
栄養満点でとても美味しい。
異世界に一良が持ち込み、ほぼ万能薬的な扱いで大活躍中。
ろう石
異世界において、石板に文字を書く際や床下の虫よけに使われている鉱物。
大量に産出され、非常に安価。
粉末を粘土、砂利、砂といった材料に混ぜることによって、耐火レンガや耐火モルタルを作ることができる。
異世界にて製造した耐火レンガや耐火モルタルはすべてこのろう石を用いたもの。
ろう石を用いた耐火レンガは地球では「ろう石レンガ」と呼ばれている。