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作品タイトル不明

242話時点での登場人物、地名、道具など た~は行

242話時点での登場人物、地域、品物などの名称一覧。た~は行まで。

WEB版、書籍版混在の一覧表となりますが、一部説明を省いてある部分があります。

あいうえお順です。

〇人物

ターナ 女 平民

グリセア村の村人。

ロズルーの妻で、ミュラの母親。

地球産の食べ物で身体能力強化済み。

とても優しい性格で、かなりの美人。

村の男たちからは、バレッタと並んで最高評価を付けられている。

ジルコニア救出作戦では隠密部隊に同行し、単身で砦に乗り込むロズルーを見送った。

子連れということもあり、今はイステリアにて家族3人で留守番中。

ダイアス・グレゴルン 男 貴族

アルカディア王国グレゴルン領を治める領主。既婚。

主要な臣下をあからさまに重用することによって自身の周囲を固めている。

人妻を寝取るのが大好きという、かなり問題のある趣味を持つ。

非常に冷酷な人物で、領内で自身に逆らう者は容赦なく抹殺する。

自領以外の重鎮に対しては礼節を弁えており、王家の他の領主たちから嫌われているわけではない。

11年前のバルベールとの戦争では、イステール領と並び国境を接する最前線の領地として、自ら軍を率いて奮戦した。

結果、海、陸双方でバルベール軍を撃退し、領地を守り切ることに成功した。

最近になって、一良から地獄の動画を見せられて完全に震えあがってしまい、過去の罪を償い善行を積むことで天国行きになるべく必死に動き回っている。

カイゼル髭がチャームポイント。

ティティス 19歳 女 平民

バルベール共和国出身。

物静かな性格だが、わりと毒を吐く。

10歳の時、住んでいた街を蛮族の大軍に襲われ、床下の収納スペースに隠れていて辛うじて生き延びた。

軍を率いて蛮族を殲滅したカイレンは彼女を見つけ、気まぐれで引き取った。

以来、どこに行くにも一緒におり、今は秘書官として彼を支えている。

カイレンをとても慕っている。

ナルソン・イステール 46歳 男 貴族

アルカディア王国イステール領を治める領主。

ジルコニアの夫で、リーゼの父親。

地球産の食べ物で身体能力強化済み。

「アルカディアの盾」と呼ばれるほどに戦略・戦術に長ける。

11年前のバルベールとの戦争では緒戦でバルベール軍を完膚なきまでに打ちのめし、逆にバルベール国内に攻め込んで拠点となりそうな村落を片っ端から焼き払うという大戦果をあげた。

ジルコニアとの結婚は国内の士気高揚のための政略結婚で、「夜の相手はしない」「ジルコニアの村を襲った者たちを探す」「戦争が終わった後は婚姻関係は破棄する」という約束をジルコニアと結んでいる。

また、母親を亡くしてしまったリーゼに母として接して欲しいととジルコニアに頼み、承諾してもらった。

チェスが趣味で、屋敷の中では一番強い。

ニィナ 16歳 女 平民

グリセア村の村人。

地球産の食べ物で身体能力強化済み。

とても明るく元気な性格で、正義感が強い。

バレッタの親友であり、奥手なバレッタのことをとても気にかけている。

何とかして一良とくっつけようと、他の村娘たちと一緒に応援している。

村にいる間はクロスボウ、スコーピオン、ブロードヘッドといった兵器の製造に取り組み、他の村娘たちとともに大量に兵器を製造した。

兵器を作りながら試射なども行っていたため、クロスボウとスコーピオンの射撃の腕はかなり熟練している。

今は一良たちとともに国境沿いの砦におり、一良の護衛の任についている。

ニーベル・フェルディナント 男 平民

アルカディア王国グレゴルン領の商人。

領内に岩塩洞窟を発見した仕事仲間を毒殺し、丸ごと自分の手柄にした。

平民でありながら、塩取引の功績を認められて家名を持つことを許されている。

リーゼに強く執着しており、5年前にリーゼと初めて面会してからは、後々リーゼに脅しをかけるため、塩の取引額を2割引きにしていた。

頃合いとみてリーゼを手籠めにしようと塩取引を盾に脅したが、一良がすべて打開策を打ち出した後であったため失敗。

激高してリーゼに掴みかかったが、それすらも失敗して捨て台詞を吐いて去って行った。

領内に孤児院を持っているが、その実態は彼の情婦を育成するための牢獄。

14~15歳の女性が好みで、それくらいの年齢になると「食べごろ」と判断されて召し上げられることになる。

現在、グレゴリアにてとんでもないことを始めている。

バリン 41歳 男 平民

グリセア村の村長。

地球産の食べ物で身体能力強化済み。

バレッタの父親。

妻をバルベールとの戦争で亡くしており、男手一つでバレッタを育てた。

非常に温厚な性格で、村人からは慕われている。

村が野盗に襲われた際は、襲ってきた野盗から剣を奪い、あっという間に3人を斬り殺すという強さを見せた。

酒好きで、特に日本酒がお気に入り。

真澄・純米大吟醸が大好き。

バレッタ 16歳 女 平民

グリセア村の村人。

地球産の食べ物で身体能力強化済み。

バリンの娘。

面倒見が良く、他人に対する思いやりが強い性格。ただし、頑固な一面も。

飢饉のせいで村が壊滅状態に陥り、食べ物はなく、父は死にかけていてすべてを諦めかけていたところを一良に救ってもらった。

それ以来、「あの人は私にとってのすべて」と断言するほどに一良を慕っている。

非常に頭がよく、学習意欲も旺盛。

一良から教育の機会を与えられ、埋もれていた才能が開花した。

一度見たものを完全に記憶する「映像記憶」という特殊能力を持っている。

設計、医術、武術となんでもこなし、炊事、洗濯といった家事も得意。

新しい物や仕組みを考え出す発想力にも優れており、イステリアでは各製造施設の効率化を推し進めている。

一良のことになると他が見えなくなってしまうことが多く、何をするにも一良を最優先に考えて行動する傾向がある。

しかし、恋愛に関しては、ニィナを始めとした友達たちに「ヘタレ」と称されるほどの奥手。

石などの投擲が得意で、身体能力強化前でも10メートル以上の高所にある木の実に石をぶつけて落とす、といったこともできた。

ミルクレープが大好物。

ハベル・ルーソン 21歳 男 貴族

ルーソン家の次男。ノールの息子でアロンドの弟。

マリーとは腹違いの兄妹。

軍部に所属している生粋の軍人。

地球産の食べ物で身体能力強化済み。

アイザックの部下として士官練兵隊の副官をしていた。

一良と会い、マリーを奴隷身分から解放するために彼を利用しようとした。

目的のためならば手段を選ばないという面を持ち、マリーと自身が生き残るために父親を謀殺した。

バレッタにのみ、真相を掴まれており、彼女には一切逆らえない状態。

とはいえ、現時点で目的はほぼすべて達成されているため、特に何かをするといった様子はない模様。

偶然カメラマンを任された折、撮影の楽しさに目覚めてからは、何も指示されていないにも関わらずカメラマンをしている。

最近はハンディカメラを片手に、一良の周囲の日常を撮影することを日課としている。

かなりの兄バカ。

フィレクシア 18歳 女 平民

バルベール共和国出身。

とても明るく、細かいことは気にしない性格。

軍団の兵士たちからは「フィーちゃん」と呼ばれてマスコット的な扱いを受けている。

バルベール首都にて技師をしていたが、カイレンが呼び出して手元に置いている。

非常に頭が良く、様々な道具や兵器を発明している。

カイレンのことが大好きで、「将来はカイレン様のお嫁さんになる」と公言している。

体がとても弱く、よく風邪を引いて熱を出してはカイレンに心配されている。

かなりの偏食家で、基本的にお菓子以外では肉しか食べない。

カイレンは彼女のことを宝物のように大切にしている。

ヘイシェル・フライス 男 貴族

アルカディア王国フライス領の領主。既婚。

ナルソンと仲が良く、平時からよくお互いの領地を行き来する仲。

ことあるごとにイステール領を支援していて、11年前のバルベールとの戦争中は、大量の食糧や物資を送り続けた。

今まで後ろめたいことを一切やってこなかったのか、一良に地獄の動画を見せられても一切動じなかった。

子宝に恵まれず、後継ぎをどうするのかと臣下たちに心配されている。

〇国・地域

バルベール共和国

アルカディア王国から北方にある大国。

元老院を中枢に据えて政治を取り仕切っている。

11年前、アルカディア王国、クレイラッツ都市同盟、プロティア王国、エルタイル王国に対して攻撃を仕掛けた。

5年前に軍制改革を行い、専業軍人のみによる多数の軍団を保持している。

国内では錫が枯渇しており、青銅の代わりに鉄を発明して武具を鉄器に置き換え中。

カイレンの独断専行によって開戦時期が大幅に早まってしまい、各方面の交渉を含めて計算が大きく狂ってしまった。

現在はアルカディア王国を制圧するため、総力を挙げて軍事行動に出ている。

フライス領

フライス家が収めるアルカディアの領地。

多くの河川を持ち、平地が多く農耕に適した豊かな地。

アルカディア王国における最大の食糧生産地域だったが、今はその座をイステール領に取って代わられた。

フライシア

アルカディア王国フライス領の最大都市。

領主のヘイシェルがいるのもこの都市。

イステール領からは船で行くことができる。

プロティア王国

クレイラッツ都市同盟の東に位置する王国。

王制を敷いている。

11年前の戦いでは、アルカディアとともに同盟国側としてバルベールと戦った。

東隣のエルタイル王国とともに陸、海ともにバルベール軍の猛攻を防ぎ切った。

〇その他

耐火モルタル

ろう石を混ぜて耐火性を高めたモルタル。

木炭高炉などの建材として用いられている。

耐火レンガ

ろう石を混ぜて耐火性を高めたレンガ。

木炭高炉などの建材として用いられている。

ドライフルーツ

果物の乾物。

アルカディアにおいては製造に半月ほどかかるため、比較的高価。

ケーキやクッキーなどのお菓子に使われることも多い。

イステリアにおいては、マリーが大量生産している。

ドラブラ

つるはしと斧がセットになった外観の携帯工具。

バレッタがナルソンとジルコニアに進言し、武具よりも優先的に製造させた。

トレビュシェット

フィレクシアが設計した大型の遠投投石機。

吊るした木箱に石を詰めて錘とし、その落下する反動を用いて40~60キログラムほどの重さの石を数百メートル先にまで投擲する。

アルカディアの砦を攻める際に用いられ、防御塔や防壁を破壊した。

ナルソン邸の中庭

ナルソン邸をぐるりと取り囲むように作られた庭園。

たくさんの草花が植えられている。

バレッタとリーゼは、この場所で早朝訓練をするのが日課。

根切り鳥

一部、地球産の食べ物で強化済み。

ニワトリのような見た目の鳥。

飛ぶことはできない。

草の根を掘り起こして食べることから、この名がついた。

卵の孵化率が極端に低いが、地球産の食べ物を与えてからは、すさまじい勢いで雛が孵り始めた。

卵は鶏卵と似た味。

肉も美味しく、羽は矢羽根に使えるため、グリセア村では重宝されている。

爆弾

バレッタが設計した手投げ爆弾。

空き缶の中に、火薬、釘、鉄片を詰めてフタをし、有刺鉄線が巻き付けてある。

投擲用の木製の持ち手が付いており、導火線によって起爆する。

バリスタ

フィレクシアが発明した遠距離射撃兵器。

現時点では作中では名前だけの登場。

ハンドキャノン

バレッタが設計した手持ち式の小型大砲。

複数の鉄板を鋳掛け溶接で接合した筒のかたちをしている。

中に鉄片や小石などを詰め、火薬の爆発力によって散弾の要領で前方に内容物を発射する。

射程は30~40メートルといったところだが、散弾のため至近距離で発射すると標的はハチの巣になる。

パン麦

異世界の麦。

主にパンを作るのに用いられるが、粥にして食べることもある。

フライス領産のパン麦は高級品として扱われている。

ブロードヘッド

バレッタが設計した、錨のような形状の矢じり。

弓から放たれるとらせん状に回転しながら標的に突き刺さり、専用器具を用いなければ抜くことができない。

少し重いため射程は短くなるが、矢を受けた者は治療が間に合わずに傷口が化膿することが多くなる。