軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

お年頃な男の子

俺達、冒険者パーティー『リジェクテッド』は新人冒険者パーティーとして結成した現在三人組。

攻略に乗り出すまで時間が掛かったが、その後は順調に実績を積み上げている。

迷宮都市ビギナリアにおいても、現在はその名を知らない者がいない位になっている。

その原因がスライムによる魔物素材の運搬と、攻略速度の早さだ。当然、報酬も多くなり新人冒険者とは思えない程、羽振りも良くなってきた。

装備も良い物に代わり、俺達は更にダンジョンに精を出す。

リジェクテッドのメンバー構成は……現在は男の子一人、女の子二人のパーティーだ。しかも成人したての。女の子二人は、かなりの美少女だしね。俺だってお年頃な男の子だしな。やはりムラムラっとね。

ラブなロマンスを、期待してしまうではないか。

一人はオドオドしているが、その儚い表情に出会った時はガリガリだった身体も、数カ月後の今は肉付きも良くなってきた。

女性らしく丸み帯びたラインを、俺に見せてくれていた。胸も日々成長して冒険者の技術以上の、積み上げてを実感させてくれる。

「ルディさん……」

最近は自分から、俺に話しかけてくれるようになる。血色が良くなった唇も艷やかで、頬をさす赤みがまた美しい。

少女から大人への階段も、順調に登っているようで俺は嬉しい。なにが? とは言わないでくれ。

もう一人の少女に、目を向けてみた。

ドワーフという種族の特性上、小柄ではあるが力が強い。しかし、マッチョというわけではない。多分、筋肉の密度的な関係のせいだろうな。その全体はまさに、ゴージャスの一言。全てにおいてデカい。胸もケツも……ありがとうございます。

そして、褐色肌がまた艶めかしく、彼女の魅力の一部になっている。

彼女は目標としていた、職人になる事を視力を失い断念して自暴自棄になっていた。

そこも克服して、本来の彼女は勝ち気な性格だったらしくそれが顔を覗かせ始めている。それは現状では、ダンジョンを攻略する上でもプラスになっている。

二人の美少女に囲まれて、俺は非常に充実したダンジョンライフを送っていた。

当然、パーティーの連携など練習しているとお互いの事を分かり易くなり、俺は彼女達とオフには一緒に出かけるいわゆるデートする事も多くなっていた。

この国、サスーニア海洋国では冒険者の地位は、けして低いワケではない。特に上級冒険者と呼ばれるBランク冒険者になれば、重婚も許可されている。

要するに強い冒険者は『ハーレムオッケー』っと国から認められているのだ。男なら、チャレンジあるのみ。

しかも、冒険者はパーティーメンバーと結婚する事が多い。

そうなら順調にいけば、エスナさんとミラさんは俺の嫁に……是非頑張らないとね。

俺も元々日本人だ。色々な情報で溢れていた、現代を旅してきた男だ。彼女達の好みに合わせて、アプローチさせて貰うさ。

引っ込み思案なエスナさんには、頼れる男をアピール。

勝ち気なミラさんには、彼女を立てる男を演じる。

二人共に頑張りが通じたのか、笑顔で接してくれている。嬉しい事だよ。

彼女達はやはり、見た目が良いからよく絡まれる。

当然、武力で俺に勝てるチンピラなんかいないから返り討ち。俺の腕にしがみつくエスナさんは惜しげもなく、膨らみかけのお胸様を腕に当てて左右から挟んでくる。なんだ? 新たな関節技か? 全く動く事が出来ん。素晴らしいサブミッション(関節技)だ。

まさに、成長を感じる瞬間だったな。

「ルディ君、ゴメンなさい。まだ怖くて。このままでいさせて下さい」

「ザツ、オーライ。もちろんオッケーさ」

俺は震えている肩を、抱き寄せ慰めてやる。頬を赤らめて見上げる顔は、笑顔が眩しかった。

彼女のトラウマから解放出来て、良かったかな。

俺達は手を繋ぎながら、宿屋『木漏れ日亭』へと向かった。

ミラさんとは、最初から密着していた。目の見えない彼女には、介護要員として俺がやっていた。なぜなら、ガリガリの人見知り少女エスナさんでは、無理だから。

当然、豊満な身体のミラさんは、密着や接触に対して怒る事はしない。それよりも時折、素晴らしいモノが当たってしまい甘い吐息が漏れる時もある。

本当に、ありがとうございます。今後も、よろしくお願いします。

ミラさんは最近は、アカネとのコンビで魔力感知や熱感知を覚えたようだが、俺達の密着介護は続いている。

恐らくは、俺の鋼の意思が砕け散るまで。

艶っぽい褐色肌に、汗ばむ身体。少女特有の甘い体臭に吐息。俺は何でガマンしているのだろうと、自問自答の毎日だぞ。

そして、受付嬢フィオナさんとも……丁度一人で冒険者ギルドに来ていた時に、泣いていた彼女に遭遇した。当然、世話になっている彼女の話を聞き慰めていた。

しっかりとしているようで脆い彼女も、話を聞いてくれる人が欲しかったらしく……それからは、度々食事などを共にする事が多くなる。

彼女は相当、不満が溜まっているらしく俺は聞き役に徹する。ここで、余計なアドバイスやら忠告をすると嫌われるぞ。黙って聞くのが、男の役目なのさ。そして、女の子が欲しいのは共感だ。「そうなんだ、大変だったね」だけ最低限言ってれば、満足するぞ〜。

こうして俺は冒険者パーティーを越えて、ドンドンと親しくなっていくのだった。

フィオナさんは、受付嬢するくらいカワイイしね。

お胸様もミラさん→フィオナさん→エスナさんの順番だよ。

こうして、冒険者家業以外でも順調な俺は、少し気を抜いていたのかも知れない。

天のささやきが来るまでは……

〘ユニークスキル『運命の輪』が発動しました。運命の輪が逆位置にて回り始めます〙