作品タイトル不明
オリガ王女の狙い2
「そうですね。もうかなり落ち着いて来たようです。皆さんのおかげです」
王都アンダロフと北方の街ドロガンの間にある街の冒険者ギルドでの話である。
それらの街で身近な場所の魔物の情報を聞き込み、その魔物への対処をして来たのである。
ちょうどサンダーたちとも合流していたので、一緒に聞きに行った結果である。
「そうか、そうなると後はドロガンの街が最後かな」
「あそこは兵士たち、それに北方防衛に行った冒険者たちが対応しているはずだよな」
「ま、念のためね」
そして、そのドロガンでの冒険者ギルドで。
「皆さん、お待ちしていました!ありがとうございます!」
「え?」
話を聞くと、兵士たちはオルデンスク国の侵攻への警戒があるため、ダンジョンの深いところに潜るのは避けているらしい。地上の魔物討伐はできるようになったのだが。
「じゃあ、俺たちが前に潜った、不死、虫、獣のダンジョンもあれからは?」
「はい、頂戴した地図もありますので、浅いところには行ってもらっていますが、深いところは……」
「しかたない。その3つ以外でも、防衛軍が行けていない場所の情報を順次もらおう」
そうして、しばらくはドロガンの街を拠点にして魔物退治をすることにしたシミリートたち。大きなダンジョンは4人で、それほどでないとわかっているところには、2人ずつに分かれて攻略を進める。
「やっぱり不死ダンジョンは、ゾンビが臭いから避けたかったな」
「しかたないわよ。あまり防衛から離れられないなら。上層のスケルトンを減らしてくれていただけでもマシと思って」