作品タイトル不明
魔物間引き2
「お、サンダーたちも帰りか?」
キリがいいところで、王都アンダロフに戻って来たシミリートとユリアンネ。
その拠点にサンダーとドロテアが先に居たのである。
「あ、あぁ。すまない、ユリのポーションの追加補充をお願いしたくて」
「え?もちろん良いわよ。もっと魔法の袋に入れていってくれたら良いから」
慌ててユリアンネが、店舗の奥にしまっている在庫を出してくる。
「こんなに?あ、でもありがたく預かるよ」
「サンダー、どうしたんだ?ポーションを使うようなところがあったのか?」
自分たちが相手した魔物は、せいぜいDランクのオーク程度までであり、怪我をするような心配の場所はなかった。
魔法の練習をするために、魔力回復ポーションを使用はしたが。
サンダーたちは、傷回復と魔力回復の両方のポーションを想定以上に消費したようである。
「次は一緒に行ってくれるか?ジモたちまでは良いが、シミとユリは」
「あ、あぁ。もちろんだが、そんな大変なところが?」
「あぁ。どうもかなり放置していたダンジョンみたいで。ハイオークがたくさん居た。ハイオークファイターたちも居たが、あの様子だとさらに上位も居る可能性もあるだろう」
「何?俺は行かなくて良いのか?」
「ヨルク!あなたは孤児たちへの指導をして。サンダーもそんなには要らないって言っているでしょうに」
ゾフィに叱られているヨルク。
「心配するな。ちゃんとお土産は持って帰ってくるから」「カミラにも太ももの骨。残してあるぞ」
「ありがとう。でも無理をして怪我をして欲しいわけじゃないからね」
「今度は大丈夫さ、シミとユリも行くなら」