軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

再度のゴーレムダンジョン2

「やっぱりヨルクの斧は、ゴーレムへの相性が良いよな」

最初の遭遇相手はウッドゴーレムであることに違いはなかった。

ヨルクは元々の≪剛撃≫のバトルアックスだけでなく、引き続き新しい≪火炎≫の 槍斧(ハルバード) も習熟のために使用している。

「そうだよな。ゴーレムだと突いたり斬ったりというよりも打撃の方が良いよな」

「そうか?まぁ任せておけ」

どちらかというと戦闘ではシミリートやサンダーたちの方が活躍する機会が多いので、ヨルクの戦果が上がる機会は少ない。そのため鍛冶の腕以外が褒められるのには慣れていないのだが、気分は良いようである。

「本当。サンダーたちの武器だと刃こぼれなども怖いわよね。魔力を使用して修復はできるけれど」

「いろんな武器の人がいると戦い方に幅が広がりますよね」

ユリアンネとドロテアも持ち上げている。

「ははは。どんと任せておけ」

ドワーフらしい低い身長なので、ニヤニヤしながら先頭を歩いている顔を皆に見られずに済んでいる。

そのままマッドゴーレムと遭遇しても、ヨルクの活躍は変わらず、である。

先ほどまでのウッドゴーレムはまだ材木や薪にできるところがあったが、このマッドゴーレムの泥は倒してもありがたみがないので、次々と進んでいく。

「ここではあまり活躍できないな」

シミリートとサンダーがつぶやく。

泥相手には火であぶりつつ風で乾かしてもろくさせる方法が有効なのを前回に学んだドロテアとユリアンネも魔法を使用しているが、2人はカイトシールドで女性陣の守りに専念しているからである。