作品タイトル不明
再度のゴーレムダンジョン
「あぁ、ゴーレムダンジョンだろう?準備しているよ。でも、その前に」
混合ダンジョンから帰宅し、次はヨルクも誘ってゴーレムダンジョンに向かうはずであった。
「ほら、ここにいるとジモの美味い飯が食べられたのがダメになるだろう?だから、王都を出る前に焼肉の店に行きたいなぁと」
「え?そんなに長くかからないのに……」
「シミたちが狩ってきたオーク肉もまた出回っている頃だろう?」
「あの焼肉屋?イスクラディヤ国からの傲慢な避難民に会うのも嫌だから、ジモの調理が良いな」
ゴーレムダンジョンの後に向かう予定の人型魔物ダンジョン。そこにはジーモントも含めた8人で向かうつもりなので、疲れて帰宅したときに焼肉屋に行くことにする。
「よし。4人には特にいくつものダンジョン踏破をお疲れ様、これからも、で腕をふるうとするか」
「俺は?」
「ヨルクはまだこれからだから。このアンダロフで毎日食べていただろう?」
「それは……ゴーレムたちなんてさっさと片付けて帰ってくるぞ」
ヨルクはゴーレムダンジョン踏破に対して士気をきちんと高められたようである。
「ところで、孤児たちは元気にしているか?狩りの指導はまた中断したままになっているが」
「店舗の手伝いに来ているザナの話だと、大丈夫そうね。ただ、ダクだけは単独行動になっているみたいよ」
「あれ?もしかしてこの前に怪我をしてからずっと?」
「そうなのかな。詳しくは分からないけれど。孤児院にはちゃんと帰っているみたいだから心配はされていないようよ」
「あと2つのダンジョン踏破が終われば、また様子を見に行くか」