軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

何を言ってるのか分からない!!

ゴブリンの集団の数は約40匹・・・やっぱりシアが変な事を言ったせいだね!

「現実になったじゃん」

私がそう言うとシアが視線を逸らして口を開く。

「私はキルアスの出方を心配してそう言ったのよ・・・・魔物が襲ってくるかもなんて言ってないわ」

・・・・・・・・・確かにそうだけど似たようなものだよね?

「まあアインハルトと探索者達で倒せるでしょ」

戦ってる騎士達を見てシアがそう話す。

「まあゴブリンの集団だからこっちは過剰戦力だろうしすぐ終わるね」

そう思ってたら本当に10分もしないで戦いが終わった。

戦闘が終り後始末を任せたアインハルト兄さんが私達の所に来て口を開く。

「悪いけどもう少し待ってくれ、魔物の死体をそのままにしていく訳にはいかないからね」

「わかってるよ、ゴブリンとはいえ死体を放置するとそれを狙って魔物が出てくるからね」

そうしたらこの道を旅する人達に迷惑を掛けることになるからね。

「怪我人はいる?いるんならレティシアを叩き起こして治療させるよ?」

私がそう言うとアインハルト兄さんが苦笑しながら口を開く。

「怪我人はいないよ。今回護衛としてついて来てくれた探索者達は全員が優秀だし、うちの部隊の騎士やシアの部隊の魔術師もゴブリンごときに怪我をするような鍛え方をしていないから大丈夫だよ」

まあ確かに国に仕える騎士や魔術師がゴブリンに後れを取るとかありえないか。

「なら後始末が終ったら少し休もう。無傷とはいえ戦闘はしたんだから精神的にも肉体的にも休憩はしないとね」

私がそう言うとアインハルト兄さんが微笑みながら頷き口を開く。

「確かにそうだね、皆にそう言って来るよ」

アインハルト兄さんがそう言って作業をしている仲間に向かい歩み寄り声を掛けていく。

「何もしてないけど私達もティータイムにしましよう」

シアがそう言って来たので私はその言葉に頷き【ディメンションスペース】からティーセットを取り出して紅茶を飲む準備をし始める。

「ふぁぁぁぁ・・・・・あら?ティータイムなの?私にも貰えるかしら?眠気覚ましの一杯を呑みたいから」

欠伸をしながら馬車からレティシアが降りて来てそう言って来たので私は溜息をつき口を開く。

「眠気覚ましの一杯って・・・どうせまた紅茶にお酒入れて呑むんでしょ?」

その言葉にレティシアは頷き真剣な顔で口を開く。

「もちろんよ、酔いのせいで眠気があるのならお酒を呑んで目を覚ます・・・迎え酒って奴よ!!」

・・・・・・・・・・・何を言ってるのか分からない!!

「レティシア?ほどほどにしておきなさいよ?もし何かあったら戦ってもらうことになるんだからね?」

シアが溜息をつきそう言うとレティシアは豊満な物を押し潰すように腕を組み口を開く。

「わかってないわねシア、私の原動力はお酒なの。私は酔えば酔うほど強くなるのよ!!」

そんな言葉初めて聞いたんだけど?って何でそんなにドヤ顔なの?え?レティシアの言葉全然かっこよくなかったよ?何『いい事言った私!!』みたいな顔してるの?

「はぁぁぁぁ」

「・・・・・・・・・なんかゴメン」

シアの溜息を聞き何故か私が謝ってしまった。

「気にしなくていいわ・・・・確かにレティシアは酔っていても魔術師としての腕は超が付くほど一流なんだから・・・・また魔物が来ても活躍してくれる事は判ってる」

溜息をついてシアがそう言うと少し離れていた場所で休んでいた一人の騎士が慌てて立ち上がり口を開く。

「魔物が来た!!」

・・・・・・・・・シア?『貴女がまた魔物が来ても活躍してくれる事は判ってる』って言ったのがいけないんじゃないのかな?