作品タイトル不明
同じ事してる!!
フリフリの服を進めて来るシアを見てため息をつきながら口を開く。
「ねえシア・・・その服私には似合わないと思うんだけど?」
私がそう言うとシアが顔と顔がぶつかる距離まで近づき口を開く。
「何を言ってるのリア!!!この服は貴女の魅力を何倍も高めてくれる服なのよ!!さあ着てみて!!」
シアの目が怖いんだけど!!本気で言ってる・・・・・そんな目だ!!
「だが断る!!」
なんでそんなフリフリの服を着なきゃいけないのさ!!私はノーと言える人間だよ!!
「なら私が買って貴女にプレゼントするわ!!これで解決よ!!」
ああああ!!行動がマリーさんがと同じだ!!同じ事してる!!
「全然解決してないよね?私はその服を着たくないって言ってるんだよ?」
「え?でも帝都にいた頃お母様と一緒に居た時はこれみたいな服を着ていたわよね?」
・・・・・・・・・あれはシアのお母さんであるセレーヌさんに無理矢理着せられてたんだよ!!シアの家に御呼ばれした時はいつもセレーナさんが服を用意していて着せられてたんだよ!!
「あれは無理矢理着せられてたの・・・だからもう着ない」
私がそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。
「リア・・・貴女帝都に行ったらお母様と会う事になると思うわよ?だから今からこの服を着て慣れておきなさいよ」
「どんな理由さそれ?って言うか私セレーナさんとも会わなきゃいけないの?私はオリアニアさんと話をしたあと3日位滞在してから帰ろうと思ってたんだけど」
滞在中は知り合いに会うつもりだったけどセレーナさんとは会うつもりは無かったんだけど。
それを聞きシアが苦笑しながら口を開く。
「お母様がリアが来てるのに会わない訳はないわ」
「何その自信・・・・」
「それだけあなたの事を気に入ってるのよ」
気に入ってくれてるのは嬉しんだけど着せ替え人形にはなりたくないんだよね・・・
「やっぱりアグリに戻ろうかな?」
もうさオリアニアさんがアグリに来てもスルーしてればよくない?私はただのんびりと研究がしたいだけなんだよ。
「もう半分来てるんだから諦めなさい、まあこの服は諦めるわ・・・・さあ買い物の続きをするわよ!」
どうやらフリフリの服は諦めてくれたようでニコニコしながらシアが店を出て行ったので私も追いかけるように店を出た。
「どんどん行くわよリア!!!」
私はシアと一緒にショッピングを楽しんだ。
ショッピングを楽しんだ翌日私達は旅を再開する為にウルミアの出入り口である門の前で集まりシアが私達全員を見回した後に口を開く。
「皆疲れはとれているようね・・・・これから1月かけて帝都に向かいます。もちろんここまでの道のり同様危険がありますので気を引き締めていきましょう・・・・・では出発!!」
私達の馬車が進み始めた。
「さて・・・どう来るかしら?」
私はその言葉に溜息をつきその後に口を開く。
「あまりそんな事を口にしない方がいいよ?現実になる」
探索者仲間の誰かが言ってたんだけど『口にした言葉はほぼ現実になる・・・・特に良くないことに関してはな』って言ってたんだよね。
私の言葉を聞き苦笑しながら口を開く。
「確かにそうかもしれないわ、気をつけるわ」
どうやらわかってくれたようだ!よかったよかった!!
と思ってた5時間後・・・・・私達は魔物の群れ・・・・・ゴブリンの集団に襲われた。