軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

やる事いっぱいだね!!

ムーアさんとベッツさんが着いて来るという予想外な件があったけどもう2人はアグリについて行く気になってるので私は諦めて馬車に乗り込み扉に取り付けられている小窓を開けて顔を出し口を開く。

「それじゃあ行くね、皆・・・またね!!」

その言葉の後すぐ馬車が走り出し私を見送りに来てくれた人達が口々に『元気で』とか『また会いましょう』とか声を掛けてきてくれる。

私はそれに答えるように手を振り口を開く。

「皆も元気で!!」

私達を乗せた馬車は皆に見送られながら入場門を出て帝都から離れ始めた。

帝都を出て15分位経ってから一緒に乗っているディアナに視線を向ける。

「ウルミアに寄るの?」

乗合馬車の乗った場合一度ウルミアに行きそれからアグリへと向かうのだけどこの馬車は私の私物に成った馬車だからウルミアに寄らないでまっすぐにアグリへと行けるはず!と思いそう聞くとディアナが

首を左右に振る。

「真っ直ぐアグリへと行く事になってるわ、そのほうがリアにとってもいいでしょ?」

「うん」

早くアグリに戻って【癒しの風】でライラさんの料理を食べたい!!それに早く遺跡調査で得た情報を元に研究もしたいし!!と思っていたら何故かディアナも真剣な顔になり頷く。

「そうよね・・・・早く帰ってアゴットさんに鍛えてもらいたいものね」

「それはディアナだけだよ!!私は研究がしたんだ!!」

いきなりディアナが変な事を言いだすから思わずツッコミを入れてしまった!!私はディアナみたく脳筋じゃないんだよ!!

「そう言えば遺物は受け取ったのでしょう?何かいい物はあったの?」

ディアナが話題を変える為にそんな事を言って来たので私は口を開く。

「一通り見たけどこれってのは無かったね、改めて調べたいから早くアグリに戻りたいってのもあるんだ」

旅の中で調べるのもいいんだけどこういうのはじっくりと調べたいじゃん?だからアグリに戻ってからにしようと思ってる。

いやぁ・・・やる事いっぱいだね!!でもそれが楽しみ!!

「平和だねぇ」

帝都を出て2週間・・・・私達は盗賊に襲われる事も無く順調に進んでいた。

私の言葉にディアナが苦笑する。

「グランパルスでの盗賊遭遇率が異常なだけでこれが普通なのよ」

まああれは仕方ないよね。

「まあシア達が帰って来たって事はある程度は落ち着いたんだろうからもうあれほど盗賊が活発にってないと思うけど」

でないと帰ってこれないでしょ?まあ一応保険として1000人は残してきてるみたいだけど。

私の言葉にディアナが真剣な顔になり口を開く。

「やはり何かあった時の為鍛えておかないとね」

うん確かにそうだけどディアナの場合はいつも鍛錬してるよね?そう思いながら口にする事は無く足元で寛ぐティファとミーティアを見る。

「この子達も早くアグリになれるといいな、【悠久の森】もあるから遊び場所には困らないだろうし」

私がそう言うとディアナが深い溜息をついた。

「リア?【悠久の森】は魔の森と言われてる危険地帯よ?そこを遊び場所って言うのはどうかと思うわよ?」

え?だって私やディアナがいればそこまで危なくないよね?

「【悠久の森】はそこまで危険じゃなないよ?あそこは私にとって【魔術】や【魔法】を使う為の実験場だからね」

・・・・・何でそんなに深い溜息をつくんですかディアナさん?

「流石リアね・・・・規格外すぎるわ」

何を言ってるんですかディアナさん!私は何処にでもいる魔導師です!!規格外じゃありません!!