作品タイトル不明
帝国一の鍛冶師だと思う仕事をしてくれた!!
予想外の事を聞いた後に私はボルクスさんに頭を下げる。
「本当にありがとうございました、貴方に頼んでよかった」
さすが帝国一の鍛冶師だと思う仕事をしてくれた!!と思いお礼を言ったらボルクスさんが口を開く。
「礼を言いたいのは俺のほうだ。面白い仕事が出来た、その鎧の事で何かあれば来い」
「はい」
私とディアナとナイトは一礼した後にそのまま外に出てお城へと向かい歩き出した。
「これは魔導師殿、何か御用でしょうか?」
何事も無く無事に城につきどうやって中に入れて貰おうかと考えていたら門を守っている騎士が私にそうかけて来たので私は素直に上層部の誰かに会いたいと話すと声を掛けて来た騎士が共に立っている騎士に視線を向けて口を開く。
「俺は魔導師殿をご案内してくるから少しの間頼む」
「わかった」
「ではご案内しますのでついてきてください」
そう言って歩き出す騎士の後をついて行き城へと入る少し歩くと騎士が止まったので私も止まると騎士が振り返り口を開く。
「ここからはこの方に案内してもらってください」
騎士の前に立つのはつい最近知り合った人・・・・アネッタさんが立っていた。
「いらっしゃいませフローリア様、今日は陛下にお会いになられる為に来たと聞きましたので陛下の元へとご案内させていただきます」
あれ?私は上層部の誰でもいいから会いたいって伝えたはずなのに何故か陛下に会う事になってるんだけど?もう陛下とは会う事は無いと思っていたのにまさかの面会?あれ?もう会わないと思ってたのに!そう思いながらアネッタさんの後について行くと一つの部屋の前で足を止めて扉をノックするアネッタさん。
「誰か?」
中からもう聞き慣れた声・・・・騎士団総長のディアックさんの声だ。
ディアックさんの声を聞きアネッタさんが口を開く。
「アネッタです、フローリア様をお連れしました」
アネッタさんがそう言うと部屋の中からディアックさんが『入られよ』と言ってきてすぐにアネッタさんが扉を開き左側に立って私に一礼して口を開く。
「どうぞお入りください」
アネッタさんの言葉を聞き私はアネッタさんの前を通り部屋の中へと入る。
部屋の中にはソファーに座っている陛下と皇妃様・・・そしてそのソファーの後ろに立つディアックさんがいた。
「良く来たなフローリア、ほう・・・・それがボルクスが作った鎧か?流石だな」
私の後ろに立つナイトを見ながらそう口にする陛下を見て私は頭を下げる。
「今回は本当にありがとうございました」
私が頭を下げると陛下が不思議そうな顔で私を見ていた。
「俺は礼を言われるような事はしておらんが?」
その言葉に私は首を左右に振る。
「鎧の製作費代を払って頂きました」
私がそう言うと陛下が呆れた顔で口を開く。
「それを含めての『褒美』だぞ?ボルクスを紹介するだけだったら誰にでもできる・・・・それだけでは褒美とは言えまい?俺はあの時『地位』とか『金が欲しい』とか言われても叶えるつもりだっいたのだぞ?それなのに『鍛冶師の紹介』とか言われかなり戸惑っていたのだぞ?」
え?そんな事を言われてもあの時欲しいものってナイトの体だけだったからね。
と思っていたら隣に座っていた皇妃様がナイトを見ながら口を開く。
「もうゴーレム化してるのね?」
その言葉に私は頷く
「はい、この子は優しい子だから暴れたりしませんよ」
ナイトが戦う時は私が危険な状態になった時だけだからね。