作品タイトル不明
どんだけ高かろうと私は払うよ!!
思った以上の出来に興奮してるとボルクスさんが目を輝かせ口を開く。
「さあ早く俺の作った鎧をゴーレム化してくれ!!その後にチェックする!」
あ!確かに私の理想の体が出来たんだから早速ナイトの体を移さなきゃ!!
私は【ディメンションスペース】に入ってもらってるナイトに出て来て貰い私の前に立ってもらう。
「待たせたねナイト、新しい体が出来たから少しコアに触らせてね」
私の言葉にナイトが頷き自ら胸部装甲を外し私を見て動きを止める。
私はそれを見てコアへと手を伸ばしコアを固定している紐を切りコアを取り出して新しい体の胸部にある箱を開けてその中にコア収めて箱を閉め胸部装甲を戻す。
「どう?動ける?」
暫く動かないのでそう声を掛けると新しい体を得たナイトが動き出す。
私にの前でしゃがんだりパンチを繰り出したり蹴りをはなったりとして自分の体の調子を確かめてから私に視線を向けて頷く。
「気に入ったみたいだね」
私がそう言うと今までナイトの動きを見ていたボルクスさんがナイトの所まで行って隅々まで見ては触ってを繰り返しそして頷く。
「問題は無いようだな、それと・・少し待っててくれ」
そう言って部屋から出て行って5分位して戻って来た。
「それは・・・」
戻って来たボルクスさんは手に剣と盾を持って来ていた。
しかも盾にいたってはナイトの新しい体と同じ色・・・つまりは聖白石を使ったであろう美しい盾。
しかも盾の表面には美しいバラが彫りこまれていた。
「その盾も綺麗だね」
私がそう言うとボルクスさんが苦笑する。
「お嬢ちゃんの注文で『物語にでてくるような物を』って事だったからな、いい出来だと思うぜ」
その言葉に私は何度も頷く。
「それとこの剣も」
この剣も聖白石を使ってるのか剣自体が白く塚だけ金色の柄になっていて鞘は真っ赤な鞘・・・どれもがとても美しい。
ディアナも見惚れるほどの出来に私も満足しているとボルクスさんが口を開く。
「どうやら満足してくれたようだな?」
そりゃそうでしょ!!これで満足できないなんて言う奴は私が許しません!
「期待以上の出来だったよ!あ!お金を払わないと!!代金はいくらになる?」
どんだけ高かろうと私は払うよ!!それだけの価値がナイトの新しい体にはある!!と思いながらそう聞くとボルクスさんが驚いた顔をしたボルクスさんが口を開く。
「代金はもう貰っておるぞ?」
「は?え?私払ってないよ?勘違いしてるんじゃない?」
いきなり『お金は貰った』と言われ驚きそう聞くとボルクスさんが口を開く。
「今回の仕事の料金は国持ちでもう代金は貰ってるぞ」
は?国からお金が支払われた?聞いてないんだけど?と首を傾げているとボルクスさんが口を開く。
「お嬢ちゃんが俺に依頼した時にお嬢ちゃんが帰った後にエルナン坊が残っただろう?」
・・・・確かに用事があるか残るって言ってたね。
「あの時に『国が全部持つからお金の事は気にせずにいい物を作ってください』と言われてな、いやあ面白い依頼の上に希少な鉱石を使っていい物が作れた、お陰で俺の鍛冶師人生の最高傑作となったぞ」
エルナンさん?出来れば事前言って欲しかった!!こりゃ後で陛下や皇妃様にお礼を言いにいかなきゃいけないね!