作品タイトル不明
これも経験だよ!!
そして10分位してノック音がした後に聞き慣れた声・・・エスメラルダさんの声がした。
「お待たせしました、入ってよろしいでしょうか?」
きたっ!!と思いセレーナさんを見るとセレーナさんが頷き口を開く。
「入りなさい」
セレーナさんの言葉の後すぐに扉が開き入って来たのはシア。
でもいつものシアじゃない・・・いつのも服装じゃなくて フリフリかつリボンが沢山ついた青いドレスを着こなし・・・そして髪型が長い髪をツインテールにし顔を赤くしながら入って来たのだ。
「まあまあ!!似合いますよシア!!」
その姿を見て嬉しそうに抱きつくセレーナさん、それを見て私も満足し頷く。
「リア?何で私がこんな格好をしなければならないの?」
と顔を赤くしながらそう聞いてくるので私が真剣な顔で口を開く。
「私だってここに居る間似たような恰好をさせられたんだよ、、しかもシアはそんな服着なかったんでしょ?私だけじゃ不公平じゃん?」
シアにもしっかりと体験してもらわないとね!!と思ってたらシアが深い溜息をついた。
「何で私がこんん恰好を・・・まあ今日だけ我慢すれば・・・」
私はその言葉に首を左右に振り微笑みかける。
「安心してシア・・・・セレーナさんと3人でお買い物に行こうね?もちろんフリフリのリボン盛り盛りの服で」
その言葉にシアが絶望した顔になる。
「・・・・・・・・・・本気?」
その言葉に私は微笑みながら頷く。
「本気も本気」
ん?何で崩れ落ちてるの?私はその恰好でセレーナさんに連れまわされてるんだよ?お母さんと仲良く買い物できてよかったね!!
「ねえリア・・・」
立ち上がりながらそう私に声を掛けてきたので首を傾げるとシアが真剣な顔で口を開く。
「私は今・・・宮廷魔術師団の副長なのよ・・・・そんな私が街中でこの姿を見られるとどういわれるか・・・・」
ああ!そう言えばシアって出世して副長になったんだったね!!と思いながら頷く。
「大丈夫だよ?プライベートと仕事は別だから!!」
あれ?なんで崩れ落ちてるの?あれ?私別に変な事を言ってないよね?
「ほら!これも経験だよ!!」
シアはこの服をきて過ごした事が無いんでしょ?だから体験する事で新たな可能性が生まれるかもしれないんだよ?決してシアの反応を楽しんでる訳じゃないんだよ?と思っていたらシアがジト目で口を開く。
「楽しんでるでしょう?」
「タノシンデルワケナイジャン」
「何で視線を逸らすのリア?」
しまった!!思わず逸らしちゃった!!
「本当になかよしねぇ・・・それじゃあ明日は3人で出かけましょう!!」
私達のやり取りを見ていたセレーヌさんが微笑みながらそう声を掛けてきてそれを聞いたシアが慌てて口を開く。
「お母様申し訳ありませんが明日は無理です!報告書の作成やユリシーズの今後についての会議・・それとキルアスキルに関する会議・・・やる事が山詰みなんです」
そうい言えばシアは帰って来たばかりだからやる事がいっぱいあるんだろうね。
「無理を言っちゃだめだよセレーナさん」
私がそう言うとシアが嬉しそうに頷き口を開く。
「わかってくれるのねリア!」
その言葉に私は頷く。
「シアの仕事が落ち着いたら皆で買い物に行こう!もちろんシアはフリフリのリボン盛り盛りの服で!!」
ん?何でまた崩れ落ちてるのシア?