作品タイトル不明
覚悟しろシア!!
それからボルクスさんと少し話をした後に私は帰る事にしたんだけどエルナンさんが用事があって此処に残ると言って来た。
「私はもう少し此処に残らなければならないので申し訳ありませんが此処まで来た馬車でルナード伯爵家まで戻ってもらえますか?」
・・・・・・・・何で帰る場所がシアの実家になってるの?まあそうなんだけど・・・もしかして上層部の認識としてシアの実家が私の実家扱いになってるの?
「わかりました、あ!出来るのを楽しみにしていますボルクスさん」
「おう!楽しみにしておけ!!またな嬢ちゃん!!」
どうやらボルクスさんに気に入られたようだ。
ボルクスさんにナイトの体の作成を依頼して1月が経った頃シアやアインハルト兄さん率いるユリシーズ攻略部隊が約1000人を残して帝都に帰還した。
そしてその事を知ったのはセレーヌさんとティータイムをしている時だった。
「失礼します」
部屋に入って来たのはルナード伯爵家執事さんであるギレスさん。
ギレスさんは部屋に入って来た後にセレーヌさんの後に歩いて行き後ろからセレーヌさんの耳元に顔を近け口を開く。
「そう・・・やっと帰って来たのね」
ん?『やっと』?もしかして?と思いセレーヌさんを見たらセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「シア達が帰って来たわ、今はお城 に行ってるから帰って来るのは夜になるわね」
おお!やっと帰った来たかシア!!帰って来たら労ってあげようかな?と思っていたらセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「今日はシアが帰って来たのだからお祝いしましょうね」
それはいいかも!!早く帰ってこないかな?
「ただいま帰りました」
シア帰還の知らせを聞いてから5時間・・・シアが家に帰って来てリビングに入って来た。
「お帰りシア!お疲れ様!!」
私がそう言うとシアが微笑む。
「ただいまリア、お母様もただいま帰りました」
私の向かい側に座っていたセレーヌさんにも帰還の挨拶をするシア。
「お帰りなさいシア無事に帰ってきてくれて嬉しいわ」
そう言いながら抱きつくセレーナさんを抱き返しシアが微笑む。
「はい」
やっぱり家族っていいよね。
それから5分ほど抱き合っていてその後にシアが私に視線を向けて口を開く。
「リアには今回本当に助けられたわ、ありがとうね」
その言葉を待っていた!!
「シア?貴女は私に借りがある・・・そうだよね?」
シアの言葉の後すぐにそう言うと驚いた顔をした後に真剣な顔になり頷くシア。
「そのとおりよ」
私がシアの返事に頷き口を開く。
「ならその借りを返してもらおうか」
くくく!!シアが帰っいて来るのを今か今かと待ってたんだぞ!!!と思いながらそう言うとシアが真剣な顔で頷き口を開く。
「何をすればいいのかしら?」
くくく!!覚悟しろシア!!
「それはね・・・・・・お願いしますエスメラルダさん!!」
私がそう言うといつの間にかシアの後ろに立っていたエスメラルダさんが微笑みながら口を開く。
「ライナシアお嬢様こちらにいらしてください」
「きゃっ!」
いきなり後ろから声を掛けられ驚くシアの手を取り部屋を出て行くエスメラルダさん。
「楽しみね」
見送ったセレーナさんがそう呟くと私も頷く。
セレーナさんには私の『シアへの願い』の事は事前に言ってあるのだ!しかもかなり喜んでた!!