作品タイトル不明
喜んでくれるといいな!!
私がエルナンさんの言葉に首を傾げているとエルナンさんが苦笑する。
「貴女は貴女のままでいてくださいという事ですよ、此処で少し待っててもらえますか?」
いつの間にか城の入り口にまで歩いてきたようでエルナンさんが私にそう言って来た。
「此処で待ってればいいの?」
私の問いにエルナンさんが頷く。
「馬車を呼ばせます」
なるほど!!と思い頷くと入口に立っている騎士2人に声を掛けてそのうちの一人が何処かに走って行った。
「少し・・・多分5分も掛からないと思いますがお待ちください」
エルナンさんの言葉に頷き私は口を開く。
「あの・・・・私に敬語は使わなくていいですよ?」
私の言葉にエルナンさんが苦笑しながら首を左右に振る。
「そうもいきませんよ、それにこの口調は元からですから気にしないでください」
それなら仕方ないね!と思い頷くと馬車がこっちに向かってくるのが見えた。
「来たみたいですね、あれに乗ってボルクス殿の工房へと向かいましょう」
さっき走って行った騎士と御者さんが御者席に並んで座って馬車を走らせこっちに向かって来て・・・私達の前で止まり騎士がおりてエルナンさんに敬礼をしそのまま仕事・・・入口の脇に立つ。
「では乗り込みましょう」
私はエルナンさんがの言葉に頷き馬車に乗り込みその後にエルナンさんが乗り込んできた。
馬車に乗り込み馬車が進みだした時にエルナンさんが口を開く。
「鎧をプレゼントする女性騎士は強いいのですか?」
エルナンさんがそう声を掛けてきたので私は頷き口を開く。
「ディアナが探索者のランクでAランカー並みの実力があると太鼓判を押してくれたよ」
そう言うとエルナンさんが驚いた顔で口を開く。
「ディアナ・・・もしかしてアギレス子爵の3女のディアナ嬢?」
「うん」
私が頷くと何故かエルナンさんが滅茶苦茶驚いてる。
「え?ディアナって有名人?」
いつも私と一緒に行動してくれる強く頼りになる気のいい仲間・・・あ!脳筋でもあるね!!それが私の中のディアナだ。
エルナンさんは真剣な顔になり口を開く。
「ディアナ嬢は帝都にいた頃度々騎士団に来て騎士達と手合わせをしていました、腕のほうも確かだったのを覚えてます」
・・・・・やっぱり私の知るディアナだ!!と思いながら私は口を開く。
「ディアナは帝都にいた頃よりも強くなってるよ?」
その言葉にエルナンさんが苦笑する。
「これは我々もうかうかしてられませんね・・・追い抜かれてしまう」
まあ多分騎士団の上級騎士でないともう相手にならないんじゃなかな?アゴットが指導したらかなり強くなってたし調査の旅でもかなりの実戦をこなして経験も積んでるしね。
それにアグリに帰ったらアゴットにまた稽古をつけてもらうって言ってたしまだまだ強よくなるよディアナは。
と思ってたらエルナンさんが真剣な顔で何かを考えて暫くしてから口を開く。
「ディアナ嬢が帝都にいる間に騎士達に手合わせを頼む事にしましょうか・・・騎士達にもいい刺激になると思うし」
それはナイスアイディアかも帝都にいる間暇してると思うし。
「きっとディアナも喜ぶと思うよ」
喜んでくれるといいな!!