作品タイトル不明
うわぁ・・・めんどくさ!!
あれ?全身鎧を作ってくれと言えばいいんじゃないの?私が会いに行く必要はない気がするんだけど?と首を傾げているとディアックさんが私の考えを見抜いたのか話を続ける。
「オーダーメイドを頼みたいのであろう?ならばどの様な物にしたいのかを伝えねば後で後悔するぞ?」
ああ!確かにそうだ!!どうせ作って貰いならナイトのイメージに合った物を作って貰いたいもんね!!
「それならこの後に行ってみます、場所を教えてください」
善は急げと言うじゃん?早くナイトにこの世で1つだけのナイトの為の鎧を作って貰いたい!!あ!でも遺物の受け取りもしなきゃ!!忙しいけど頑張らねば!!とかんがえていたらディアックさんが話を続ける。
「騎士を1人案内人として付ける、この後に向かってくれ」
さすが騎士団総長!!出来る人は違う!!
「って事でもう行きたいのですがいいでしょうか?」
早く鍛冶師さんに会いたくてそう言うと陛下が呆れた顔で口を開く。
「後でもう一度城に来い、その時に遺物をわたす」
おお!楽しみ!!でも今はナイトの体のほうが優先だ!!
「はい!では失礼します!!」
私はそう一礼して急いで部屋を出て・・・・・・そして部屋に戻る。
「あのう・・・・ディアックさん・・・・案内人を」
外に出ても誰も居ない!まあ当たり前の事だけど!!
ん?何でそんな可哀そうな人を見る目で私を見るのディアックさん?そんな事より早く案内人を連れてきてください!!と思っていたらディアックさんが陛下に視線を向けて口を開く。
「陛下申し訳ありませんが少し席を外しても構いませんか?」
「うむ、リアに案内人をつける為に行くのであろう?」
ディアックさんがその言葉に一礼し私に視線を向ける。
「ついてこいフローリア・ランズ」
そう言いながら部屋を出て行くディアックさんを追いかけるように部屋を出ようとして足を止める。
「それじゃ失礼します、あとセレーヌさん、鍛冶師にあった後に家に戻りますので」
セレーヌさんが頷くのを見てからもう一度一礼してから部屋を出る。
廊下で待っていたディアックさんが私が出て来たのを確認すると歩き出し私はディアックさんを追いかけるように歩き出す。
そして歩き出してから5分位してディアックさんが前を見ながら口を開く。
「フローリア・ランズ」
「はい?」
いきなり名前を呼ばれたので少し驚きながら返事をしたんだけどディアックさんは視線を前に向けたままだ。
「陛下や皇妃様への態度を改めろ」
へ?陛下や皇妃様に対する態度って・・・私変な事を言ってた?と思っていたらディアックさんが話を続ける。
「陛下が認めていらっしゃるから親しい者達がが居る所では今のままでもいいだろう、だが公式の場では礼を尽くせ、それがお前を守る為になる」
ん?どういう事?
「公式の場で無礼と思われる行動を許すと陛下にご迷惑をかける事となるからな」
「と言うと?称号授与式のお陰で貴族の取り込みは無くなるって言ってたよね?」
何が言いたいのか分からずにそう口にするとディアックさんはそのまま話を続ける。
「取り込まれる事は無いだろう・・・が其方に『陛下にOOして欲しいから直接頼んでくれ』とか言い出す輩が出てくる可能性がある・・公式の場で何も言われないほど気に入られてる人間だから何を言っても許されるだろう・・・・そんな考えのもとに・・・な」
うわぁ・・・めんどくさ!!