作品タイトル不明
やっぱりそうなるのね!!
帝都に戻ってから2か月が経った。
その間私はルナード伯爵家にお世話になり日々を過ごした。
「さて今日はこれを着てください」
朝起きて部屋を出ると廊下でエスメラルダさんが待っていてとても綺麗な白い服らしきものを差し出してきたので私は深い溜息をつく。
「もうヒラヒラの服とかリボン盛りだくさんの服とか嫌なんだけど?」
そう言って受け取った服を広げてみるとそれは白・・・と言うより銀色・・・光沢を放つローブで所々金の刺繡が入っている豪華そうなローブだった。
「なんかかなり豪華なローブなんだけどどうしたのこれ?」
私がそう言うとエスメラルダさんが苦笑する。
「奥様からリアちゃんに着てもらうようにと聞いているだけなので私はなにも」
まあこれを着てセレーナさんに会えばわかるか・・・・と着替えてセレーナさんが待つリビングへと行くと私を見てセレーナさんが目を輝かせ口を開く。
「素敵よリアちゃん!!本当に似合ってる!!偉大さと可愛さを兼ね備えたような姿ね!!後で姿絵を描いてもらいましょう!!いい絵師を知ってるのよ!!」
「お断りします」
なんでわざわざ姿絵なんか欲しがるの?そんな価値はないと思うんだけど?と思っているとセレーナさんが微笑みながら両手を『パン!』と合わせて口を開く。
「出かけましょうか!!」
・・・・やっぱりそうなるのね!!この2か月フリフリの一杯着いた服を着せられたと思えばセレーナさんと出掛け買い物をしたりお茶をのんだり買い物をしたりお茶をのみに行ったり・・・とあちこち連れまわされていたからこの展開は予想で来てた!!
私はもう諦めセレーナさんと一緒に馬車に乗りルナード伯爵家を出る。
そして向かった先はアクセリア城。
「え?もしかして陛下や皇后さまに会いに来たんですか?」
まさかの場所にそう聞くとセレーナさんが微笑みそして歩き出したので私は諦めてセレーナさんの後をついて行く。
「いらっしゃいませセレーナ様」
城の中に入るとメイド姿の女性がセレーナさんにそう声を掛けてきてメイドさんを見たセレーヌさんが微笑み口を開く。
「アネッタが来てくれたのね、リアちゃんの事を頼めるかしら?」
は?セレーヌさんとはここまでって事?え?私何処に連れて行かれるの?怖いんだけど?
「畏まりました・・・始めましてリア様、私はこの城のメイドを纏める仕事をしているアネッタ・ルーミ-と申します」
メイド長って事?何でそんな偉い人が私を案内するの?え?私何かやった?
「リアちゃん、後で会いましょう」
セレーヌさんが微笑みながらそう言って歩き出し・・私は見送る事しかできなかった。
「ではご案内いたしますので離れないようにお願いします」
そう言って歩き出したアネッタさんの後をついて行くように歩き出し口を開く。
「あの?何処に行くの?何も聞かされてないから何が何やらなんだけど」
私がそう言うとアネッタさんが微笑む。
「貴方様に危害を加えようというのではありませんからご安心ください」
でも怖いものは怖いんですけど!!と思いながら進んで行くとアネッタさんが足を止める。
そしてアネッタさんの視線の先には・・・大きく豪華な扉とその両脇に騎士が立っている。
「あれ?ここなの?」
多分ここって謁見の間だよね?何で?