軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

私だけがこんな思いをするなんて納得できないもん!!

「えっと・・・・・私このままお暇して宿をとろうかな・・・と思ってたんですけど?」

『夕食の時に聞くとして』って言ってたけどもしかしてセレーナさん達と夕食を取るのはいつの間にか決ってるの?あれ?何でそんな驚いた顔で私を見るのセレーナさんとエスメラルダさん?

「ねえリアちゃん?今『宿をとろうと思ってる』って言った?」

ん?

「はい、そのつもりです」

私がそう言うとセレーナさんが私の両肩を『がっ!!』と掴み微笑む。

「ここに泊まっていいのよ?その方がいいわ」

「え?でも迷惑じゃ」

そう言うと両肩に少し圧力がかかる。

「迷惑なんて思ってないわ、むしろ嬉しいのよ・・・ね?」

怖いです!!笑ってるのにその目が笑ってませんよセレーナさん!!

「それじゃあお世話になります」

怖かった!!『お世話になります』と言ったとたんいつものニコニコ顔に戻った!!

「それじゃあエスメラルダ、頼めるかしら?」

「畏まりました」

セレーナさんがニコニコしながらエスメラルダさんにそう言うと『畏まりました』の後に私を見て微笑む。

「ではお風呂に入りましょうか?隅々まで磨き上げますので安心してくださいね」

・・・・・・・・その笑顔を見て安心できるわけないと思うんですよ?聞いてますエスメラルダさん?

「あらあらあら」

お風呂から上がり用意された服・・・・そう!!エスメラルダさんが用意してくれた服!!ヒラヒラやリボンが沢山ついている服を着てセレーナさんが待つ部屋に行ってらセレーナさんが嬉しそうな顔でそう言って来たので私は口を開く。

「似合わないから脱いでいいですか?」

【ディメンションスペース】に入ってる着慣れてる自分の服を着たいんですけど!!と思いそう言うとセレーナさんが嬉しそうな顔をしながら首を左右に振る。

「だめよー!似合わないなんて事は無いわ!むしろ似合い過ぎて抱きついちゃいそうよ!」

これは・・・・ここに居る間この手の服を着なきあゃいけない流れだ!!

「シアはこういう服を着たがらなかったからうれしいわー」

シアァァァ!!もし私が此処に滞在している間に帰って来たらシアにもこの服を着てもらう!!絶対に!!私だけがこんな思いをするなんて納得できないもん!!

そう考えていたらギレスさんが部屋へと入って来てセレーナさんに一礼し口を開く。

「テリー様がお帰りになられました」

あ!テリーさんが帰ってんだんだ?ナイスタイミング!!

「リアが帰って来たらしいな!!」

そう言いながら部屋に入って来たテリーさんが部屋にいる私を見つけて抱きつこうと両手を広げ私に接近しようと動き出し・・・そして止まる。

「危なかった・・・抱きついたら『お父さんウザい』と言われるところだった」

「いやいやいや!!!なんですか『お父さん』って!!テリーさんは私の父親じゃないですよね?」

私がそうツッコむとテリーさんが真剣な顔で口を開く。

「お父さんと言っていいんだぞ?」

テリーさんが真顔でそう言うとセレーナさんまで頷き口を開く。

「私の事はお母様と」

「いやいや!」

2人とも何を言ってるの?と焦っているといつの間にか部屋を出て行っていたエスメラルダさんが部屋に入って来て一礼し口を開く。

「お食事の用意が出来ました」

テリーさんがその言葉に頷き真剣な顔で口を開く。

「では食事をしながら今回の旅で起きた事を聞かせてもらおう、ディアナ嬢も一緒にな」

その言葉に私達は頷いた。