軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

知りたい!!

私の話を聞きシアが嬉しそうに微笑み口を開く。

「確かに私達の部隊は強いわ、でも私達だけだったらここまで早くユリシーズは出来なかったわ、リアの作戦があったからこその制圧だったの、部隊を預かるものとしてリアには感謝してるのよ?本当にありがとう、お陰で部下達を失わずに済んだわ」

今回のユリシーズ攻略戦で死者は一人もいなかった、まあ怪我人は出たけど【魔術】で治せる範囲の怪我人しか出なかったから良かった。

「役に立てたようで良かったよ」

友達が困ってるから助けた・・・それだけの事だからね!!と思っていたら、シアがいきなり真剣な顔に戻り話を続ける。

「で!貴女がした事は誰が見ても文句のつけようのない実績なの、帝国としてもその功績に見合うだけの褒美を出さないと国として『功労者に褒美を出さないのはどうなの?』と言われることになるから受け取ってもらわなければ困るのよ」

え?そんなものなの?まあそこまで言われればもらうけど。

「話はわかったよ」

シアが私が納得した事にホッと微笑み頷く。

「リア、本当は僕が君達の護衛として一緒に帰りたいんだが」

今までで黙っていたアインハルト兄さんが悲しそうにそう言ったけど最後まで言い終わる前にシアが呆れた顔で『騎士団を纏める貴方が帰れる訳ないでしょ?』と口にしそれを聞いたアインハルト兄さんが私に抱きついて来て口を開く。

「本当にごめんなリア!お兄ちゃんが一緒じゃなくて寂しいとは思うけど我慢しておくれ!!」

私はその言葉に首を左右に振り口を開く。

「いや?全然寂しくないよ?」

ん?何でそんなに驚いた顔をするのアインハルト兄さん?あ・・・・泣き始めた!!

「それじゃあそろそろ行くわ」

私とアインハルト兄さんのやり取りを見ていたユリアンがそう口にするとシアが私に抱きついて来た。

「本当にありがとう、また帝国で会いましょう」

「うん」

私もシアに抱き返し・・・そして離れて微笑む。

「またね!!」

私達はシアと涙を流すアインハルト兄さん・・・そして多くの騎士達にに見送られながらユリシーズを後にした。

「いやぁ・・・まさかこんな事になるとは思わなかったよね」

馬車のなかでほっとした後に同じ馬車に乗ってるユリアンとディアナにそう声を掛けると2人も苦笑しながら頷く。

「まさか遺跡調査の旅をしていたのにまさか反乱鎮圧の手伝いをやるなんてね」

ディアナの言葉にユリアンが頷き口を開く。

「しかも帝国が後手に回ってばかりだった組織・・・キルアスキルの撲滅まで出来たなんてまさかの展開に多分帝国の上層部は大慌てでしょうね」

そう言えば前にユリアンからキルアスキルの情報はあまり集まらない・・・みたいな事を聞いた覚えがある。

「まさか領主がキルアスキルのメンバーだったとは・・・そりゃ拠点は見つからない訳よね」

領主が隠してりゃ分からなくなるよね。

「あれ?でも国から役人は来るでしょ?その時に気がつかれなかったの?」

確か前にユリアンが領主が変わった事を知らなかったとか言ってたよね?

「それがグランパルス方面を担当する役人に領主が精神に影響を及ぼす【魔法】をかけていたらしいわ」

え?何それ?どんな【魔法】だろう?知りたい!!