軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

さすが出来る女は違う!!

何かあったのかと思ってシアを見ていたらシアが真剣な顔で口を開く。

「ユリアンの筋肉痛がまだ治ってないのよ」

・・・・・・・・・あ!そう言えば話題の男と戦った時に【スペックアップ】を使って勝ち、その次の日から筋肉痛でベッドから動けないんだった。

「でもそろそろ収まると思うよ?」

経験者は語る!【スペックアップ】の後の筋肉痛は確かに地獄!!でももう10日が経ってるからそろそろ痛みも引いてくると思うんだよね。

「ユリアンの完全回復が確認されたら出発って事になると思うわ」

シアの言葉に私は頷く。

『そのほうがいいと思う」

帝都に戻るまでに何が起きるか分からないんだか不安要素は無くしておいた方が良い。

「シアはどうするの?」

私は調査隊のメンバーとしてここに居るから帝都に帰る事になるけどシアはユリシーズの反乱の鎮圧の為に此処に来ている、だからどうするのかを聞きたかった。

「私は暫くここに残るわ、ユリシーズ周辺の治安回復とかもこれからしなければいけないしね」

ユリシーズ攻略戦の時にかなりの数の賊を殺害・捕縛はしたけどまだ治安がいいとは言えない状況なのだ。

「大変だね」

私がそう言うとシアが苦笑する。

「多分調査隊の持って行く報告書を見て上層部がユリシーズに必要な人材を選定して寄こしてくれると思う、それまでの辛抱ね」

その言葉にユリシーズ攻略戦の前の会議で後から援軍が来るような話をしてなかったっけ?と思い出して口を開く。

「ん?あれ?そう言えばユリシーズ攻略戦で『もしもの為に後詰めも用意している』って言ってなかった?」

私が首を傾げてそう聞くとシアが真剣な顔で口を開く。

「グランパルスにユリシーズ攻略成功の報告を送る時についでに帝都にも鎮圧成功の報告は送っておいたわ、だから後詰め部隊が来る事は無いと思う」

なるほど!仕事が早いねシアは!!さすが出来る女は違う!!と思っていたらシアが微笑み口を開く。

「さて・・・・ここに来た序でに少しお話をしましょうかリア?」

あれ?何かシアの雰囲気が変わった気がする?なんか微笑んでるのに笑ってない・・・・みたいな感じがするんだけど?気のせいかな?

「前にナイトの事で少し話してたけどあの時じっくりと話が出来なかなったから今丁度時間もあるし少しいお話しましょう?」

「えっと?」

え?あの時ナイトに関しての話は終わってるはずなんだけど?

「さて・・・・では報・連・相の大切さに関してお話をしましょうか?」

微笑んだまま私に向かって接近してくるシアを見て私は冷や汗を流す。

「ねえシア?もうその事は終わったと思うんだけど?」

最後の抵抗とばかりにそう言うとシアが微笑みながら何度も頷き始める。

「やっぱり話し合った方が良いようね、大丈夫時間はたっぷりあるから心配しないで」

「え?時間の事を心配してる訳じゃ・・・」

「さあ話し合いましょうね」

結局私は6時間位シアに『話し合い』と言う名の『お説教』を受けた。

そしてシアのお説教・・・・もといお話し合いから5日後ユリアンの筋肉痛も完治し私達遺跡調査隊は帝都に向けて旅立つ事となった。