軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

閑話 ムーアVSウラット

私は時に隠れ見つかった時は魔物を呼び相手をさせ・・・という感じでユリシーズの街中を逃げ回りやっとの事で敵が開けた穴を通って街の外へと出る事が出来た。

「これはヤバいかしら?」

外に出た瞬間視界に入ったの大勢の兵による包囲網だった。

私と同じように考えて街から逃げて外に出た盗賊達が一縷の望みをかけて突入し捕縛、あるいは切り殺される・・・・そんな状況が繰り広げられていた。

「まあ私1人だったらヤバかったんだろうけどねぇ」

そう呟いた後に私は深呼吸を一つした後に口を開く。

「「我が願いは我を襲う敵を討つ力・・・我が願いを聞き呼びかけに応じて此処に姿を現しその力をもって我が敵を討て・・・【サモンンズゲート】」

呼び出した魔物を囮にして私は逃げられる!そう思い【サモンズゲート】を使いキラーアントを50匹ほど呼び出しキラーアントが目の前の敵に襲い掛かるのを見て私は乱戦となった戦場のわりと安全な場所を通りユリシーズを離れようと走り出す。

そして走っていたら私の前に一人の騎士が立ちはだかった。

「久しぶりだなウラット?」

なんか向こうは私の事を知ってるみたいだけど誰こいつ?

「一人も逃がすなよ!!!」

俺はそう言いながら必死の顔で向かってくる盗賊を切り伏せる。

「ムーア殿!」

ユリシーズから逃げて来る賊達を捕らえる部隊の副官となったレップと言う男が俺に声を掛けてきたので視線を向けるとユリシーズのほうに指をさしながら口を開く。

「あそこの女の前が光始めています、魔術が来るのではないでしょうか?」

レップの指さした先には見覚えのある顔・・・ウラットが立っておりウラットの前・一メートル先位の地面が光始めていた。

「あれは・・・魔物が来るぞ!!気を引き締めろ!!」

ウラットが使う【魔法】は【サモンズゲート】と言う魔物を呼び出す【魔法】だ、つまり今から大量の魔物が出て来るという事だ。

俺の叫びに賊を相手にしていた仲間が『応!!』声を上げ・・・そして光る門が現れた後に門が開きキラーアントの群れがわらわらと出て来た。

「レップ、指揮を任せる!俺はあの女の相手をする!」

あの女を打ち獲らないと戦いは終わらない。

「了解です!ご武運を!」

俺はその言葉を背に受けながらウラットに向かい走り出した。

そして乱戦の中を逃げ回るように動くウラットに追いつきその目の前に立つ。

「久しぶりだなウラット」

俺がそう言うとウラットが首を傾げて口を開く。

「アンタみたいな男知らないねぇ・・・もっと色男だったら覚えてたんだけどねぇ」

俺はその言葉にニヤリとし口を開く。

「なに・・俺の仕事上犯罪者の顔は覚えてるだけって事さ、投降するか?それとも悪あがきをするか?」

俺がそう言うとウラットがバックステップで距離を取り詠唱を口にし始めた。

「「我が願いは我を襲う敵を討つ力・・・我が願いを聞き呼びかけに応じて此処に姿を現しその力をもって我が敵を討て・・・【サモンンズゲート】」

光る門が開きキラーアントが10匹ほど出て来たが俺は難なくすべてを倒す。

「たかが蟻ごときで俺を倒せると思うなよ」

俺がそう言うとウラットが悔しそうな顔で口を開く。

「減らず口を!!ならば!!「我が願いは我を襲う敵を討つ力・・・我が願いを聞き呼びかけに応じて此処に姿を現しその力をもって我が敵を討て・・・【サモンンズゲート】」

またか・・・と思っていたら出て来たのは成獣サイズのアースドラゴン。

「私の可愛い坊や!あの男を殺しなさ」

「あ」

アースドラゴンは呼ばれてすぐウラットの叫びに反応し振り返りウラットを確認するとウラットに向かい口を開き・・・・そしてウラットの上半身がアースドラゴンの口の中へと入り・・・・残った下半身が血を吹き出しながら倒れた。

「俺の相手はウラットじゃなくてアースドラゴンかよ」

まあ周りに頼りになる仲間がいるから大丈夫だろう。