軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

閑話 ユリアンVS晃

「ユリシーズの民にも気をつけて!!盗賊が市民のふりをして油断させてから襲ってくるかもしれないから!!」

私は剣を振りかぶりながら襲ってくる男を殴りながら周りで戦ってる騎士達にそう伝え、近くにいる盗賊に向かって踏み込みボディーブローを撃ち込む。

「それと魔術師達は攻撃班と【防御結界】班に分かれて常に【防御結界】を張っておきなさい!!【防御結界】無しで纏まっている所に【魔法】を撃ち込まれたら私達は終わりよ!」

更に賊を殴り飛ばしそう言い戦い続けていると少し離れた場所で戦っていた騎士が5メ-トル位吹き飛んでいったので私は騎士が吹きとばされた場所に視線を向けて構える。

「ん?お前いい女だな?こんな時じゃかなったらベッドの上で楽しみたかったな」

そう言って私に向かってゆっくりと歩いて来た男・・・・2メートルはある身長と鍛えた体・・・そして雰囲気がそこら辺の盗賊とは全く違うのを感じる。

「あら?新手のナンパかしら?でも貴方は私の好みじゃないから他を当たって欲しいわ」

私がそう言うと男がニヤリと笑う。

「性格も俺好みだ、その性格を『許してくださいご主人様』と言わせるまで調教したいねぇ」

私はその言葉に深い溜息をつく。

「趣味の悪い男ね、私の嫌いなタイプよ」

「そりゃ・・・残念!!」

男がゆらりと前に動き・・・・次の瞬間私の前に立ち右ストレートを放って来たので私はサイドステップで躱す。

「お?これを躱すか」

子供が面白ろそうな物見つけた時ようなキラキラしたの目で私を見て来た。

「いきなり殴りかかって来るなんて男としてどうなの?」

私は憎まれ口を口にしながら内心冷や汗をかいていた。

先程の踏み込み・・・本気を出していなさそうなのにあの速度・・・コイツ本当に強い!!

「そりゃお前に夢中だからさ、あの一撃で終わらせるつもりだったんだがな」

全然残念そうには見えない口調でそう言って来る男を動けずに凝視する。

「お!そう言えば俺の名を言ってなかったな、俺は晃ってんだ、だがお前は俺の事を『ご主人様』と呼ばせてやる」

きもっ!!

「遠慮するわ、私はまだ独身でいたいから」

まだまだ仕事で頑張りたいからね、情報部のエースとじゃ言われてるけどまだまだだし!!

そう言うと男・・・晃と名乗った男はニヤリとして口を開く。

「この決定にお前の意思は関係ないんだよ、お前は俺の物になる・・・そう決まってる!!」

言い終わると共に先程よりも早い踏み込みで私の前に現れて下から上へのパンチ・・・その初動が見えたので私はとっさに自分の腹部辺りから【エアインパクト】を放ちパンチを相殺しようとしたら【エアインパクト】ごと打ち返され・・・そしてかなりの衝撃を受けて吹き飛ばされた。

「ぐ・・・・あ・・・」

地面を転がりながら転がる時に受けるダメージに顔を顰めながらうめき声が出てしまう。

「ふむ・・・終わったな、さてこいつを連れて館に戻るか」

晃は転がった後に動かなくなった私を見てそう呟きゆっくりと歩いてきて私の前で足を止めて私に向かって手を伸ばしてきた。

「いてっ!」

私は伸ばされた手に【エアインパクト】を纏わせて殴りつけそのまま立ち上がりバックステップで距離を取る。

「勝手に終わらせないでくれる?」

まだ私は戦える!!