作品タイトル不明
閑話 別世界2
「アイツを取り押さえるから少し待ってろ真司」
化け物を見てそう言い放ち物凄い速さで化け物まで接近し頭を掴み地面に叩きつける。
「真司止めだ」
俺は頷き大きな石を抱え込み晃の抑え込んでいる化け物の頭へと勢いをつけて落とす。
「ベギャ」
と変な悲鳴を上げて化け物が動かなくなりその次の瞬間頭の中に『スキル【魔法の極み】が使用可能になりました』とうかんだ。
「どうやら俺もスキルとやらが使えるようになったらしい」
黙って俺を見ていた晃にそう言うと晃が嬉しそうな顔で口を開く。
「どんなスキルだ?俺と似たようなもんか?」
「いいや?俺は【魔法の極み】って奴だ、恐らく極みって位だからこの世界の魔法が全部使えんじゃね?」
そう言うと晃が嬉しそうに口を開く。
「俺が接近戦特化でお前が魔法特化か!こりゃ面白れぇ!!」
「だな、俺とお前が揃ってりゃ無敵だな」
その後俺達はこの後どうするかを話し合い民家を探す事になりスクーターを走らせた。
そして1時間走って民家・・・と言うか塀に囲まれた街を発見した。
「古風だな」
その街並みは中世の街並みで電気は勿論車なんてのは存在してなさそうな感じだった。
「スクーターを隠そうぜ晃、目立ちそうだ」
「わかった」
森の中の草が多い茂る場所にスクーターを隠して俺達は街へと向かう。
「待て、身分証は?」
門をくぐろうとしたら門の脇に立っていた兵隊にそう聞かれ俺は少しい考えて口を開く。
「盗賊に襲われて逃げた時に無くしました」
そう言うと兵隊が困った顔で口を開く。
「災難だったな、なら街かギルドで再発行してもらえ」
「わかりました」
そう言って俺達は街の中へと入った。
それから街の中を周りこの街がユリシーズという街だというのがわかり、しばらくはこの街で過ごす事にした。
「なあ晃」
宿に入り部屋で落ち着いてから晃にそう声を掛け晃の視線がこっちに向いたのを見て話を続ける。
「良い事考えたんだが?」
俺がそう言うと晃がニヤリとして口を開く。
「お前がその顔をする時は面白い事を考えてる時だ、何を考えたんだ?」
その言葉に俺は二ヤリとして口を開く。
「俺達貴族になろうぜ?」
「は?」
驚いて固まる晃に視線を向けたまま話を続ける。
「俺が使える【魔法】の中に催眠術みたいなのがあるんだがそれを使って領主の隠し子って記憶を植え付けて暫く過ごして、その後に領主に領主の座を譲ってもらうんだ、そうすりゃ俺達がこの街を手に入れる・・・つまり遊んで暮らせるぜ?どうだ?面白そうだろ?」
「おもしれぇ!!どうせやる事ないんだからやろぜ!!」
俺達はこうして領主に俺達が隠し子であるという記憶を植え付けた後に領主から領主の座を奪い自由になる金で俺達は裏の仕事をするの部下を雇い・・・その部下を使い組織を作った。
そしてこの世界に来て8年・・・おれは領主を続け晃はキルアスキルのナンバーワンとして気ままに過ごしていた。
「なあここまで来たらどこまでやれるか試そうぜ」
晃がそう言って来たので俺は首を傾げる。
「ゲームで言う所の天下統一をやろうぜ?まずはグランパルス方面の完全制圧だ」
「のった!!」
ゲームなんてないこの世界で暇つぶしには丁度いい。