軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

シアが滅茶苦茶怒ってる!!

「準備は終わったわ、頼めるかしらリア?」

部隊編成をを終えてそう言って来たシアの言葉に私は頷く。

「わかった・・・って何か来たよ?」

ユリシーズの入場門が開きそこから馬に乗った人が1人こっちに向かって走って来た。

それを見てシアが少し考えてから腕を組む。

「多分領主の代理人でしょうね、おおかた『なぜこのような兵を連れてユリシーズに来た』とでも伝えに来たんでしょうね」

まあこれだけの兵が部隊編成してれば嫌でも気がつくよね!!と思っていたら私達から少し離れた場所で馬が止まり馬に乗っている男が口を開く。

「我は領主様のお言葉を届けに来た者である!!『其方等は何故ここに攻めてきた?ユリシーズを攻めるという事は帝国に反旗を翻すという事となるのだぞ、今引き返せば何も言わぬので引き返せ』・・・以上だ!其方らが賢明な判断をする事を望む」

言い切った男はこっちがどういう判断をするのかを見るように動かない。

「ふむ・・・」

シアはそう呟くと再び私に視線を向けて口を開く。

「頼めるかしらリア?どうやら向こうは私達の事を『帝国に仇す反逆者』と言ってるみたいだから本当の事を教えてあげないとね」

・・・・・・怒ってる!!シアが滅茶苦茶怒ってる!!そりゃそうだ!!ここに居る部隊の人達は帝国を守る騎士達・・・それを全員『国賊』とまで言われたのと同義なんだ怒らない訳が無い!!

「わかった、んじゃ始めるよ」

そう言った後に深呼吸をしてニーズヘッグを握りしめて口を開く。

「『魔法を司る神リリアーナよ我が願いを聞き届け我が敵を打ち倒す力を貸し与えたまえ・・・・・我が望むは強固な敵を討ち亡ぼす爆炎・・・その爆炎をもって我が敵を討ち亡ぼせ・・・・・・・【エクスプローション】』!!」

真正面の防壁目がけて【エクスプローション】を撃ちこむと狙った防壁が激しい爆音を立てて爆発する。

「第一部隊いけぇぇぇぇぇぇ!!」

シアがそれを見た後にそう叫び第一部隊が私が開けた穴に向かい走り出す。

走り出した第一部隊はあ然と立ち尽くす使者をのみこみユリシーズにへとはいっていき、それを見たシアが満足そうに頷き私に視線を向ける。

「次よリア!!」

シアが叫ぶようにそう言って来たので私は最初にあけた穴から少し離れた場所に【エクスプローション】を撃ち込んで更に穴をあける。

「第2部隊行きなさい!!リア!次よ!!」

再び言われて私は頷き2回目の穴から更に離れた場所に【エクスプローション】を撃ち込み・・・それを続け5か所の穴をあける事に成功した。

「助かったわリア、私は今から部下を連れて侵入してくるわ、リアはこのまま此処に残って何かあった

ら対応してね」

「うん、シアの事を守ってあげてねナイト」

ナイトは頷きシアと共にユリシーズへと侵入していった。

それを見送った後に隣にいた居残り組を纏めるムーアさんが口を開く。

「残ってる我々は逃走する賊の捕縛・討伐をする!!気を抜くな!!」

残った戦力は約1000人で残った理由はさっきムーアさんが言った通りシア達が暴れまわりビビって逃げる奴等が出ると考えてムーアさんがそれを捕らえる為に指揮を執ることになったのだ。

「んじゃ私達は中へ行こうか」

一応頼まれた事はしたしあとは自由行動でいいよね?と思いそう言うと一緒に残っていたディアナが溜息をつく。

「リア?貴女ナイトに『前線に行かない』って言ってなかった?」

・・・・・・・言ってた気がする!!