作品タイトル不明
カッコいいよシア!!
「滅茶苦茶説得力があるわね」
シアとユリアンが苦笑しながらそう口にすると私は頷き話を続ける。
「でしょ?それにボンクライは部下の事を『自分より劣る』的な事を言ってたから部下が使える【魔法】は良くて中級・・・もしかしたら初級魔法だけかもしれない・・・まあ中級魔法を使ってくると思って行動した方が良いとは思うけど」
その言葉にここに居る全員が頷く。
「状況は理解しました、それではこれからどうするかを話し合いましょう」
シアがそう言うと全員が頷きそれを見たシアが立ち上がり口を開く。
「まず私達・・・反乱制圧部隊の総数は3000。騎士2500と魔術師500の混成部隊となります」
おお!3000人の援軍!!しかも帝国を守る正規の騎士達や魔術師団の魔術師達だ!!心強いね!!
それを聞いていた領主様が嬉しそうな顔になる・・・わかるよ!!今まで不安だったもんね!!
「それともしもの為に後詰めの準備も急いで編成してます」
うわぁ・・・本当にユリシーズの事を反乱軍として扱ってるよねこれ?と思っているとユリアンが立ち上がり口を開く。
「私はこのままユリシーズに攻め入るべきと考えます」
その言葉にグランパルス側の首脳陣がお路どいた顔になり、その中で領主様が疑問に思ったのか口を開く。
「確かに攻めるのは賛成だが少し休んでもらってからでもいいのではないか?」
その言葉にユリアンが首を左右に振り口を開く。
「内通者がいる事をお忘れですか?今この状態は我等にとってとても有利な状況と言えます、少し休みを挟むとその有利性が失られてしまいます、ですので此処はこのままユリシーズへと進軍すべきです」
その言葉にシアが立ち上がり口を開く。
「私もその案に賛成します、国に仕える騎士達は休めないからと言って反乱軍に負けるなんてことはありません、むしろこのまま攻めたほうが意表を突けるので被害が少なくなる可能性が高いと言えるでしょう」
その言葉を聞き領主様が腕を組み目を閉じて少しい考えて目を開いて口を開く。
「確かにその通りですね、攻めましょう」
領主様の言葉を聞きここに居る全員が頷く。
全員が頷いたのを見た後にシアが口を開く。
「ですが全員でユリシーズに攻めるのは愚の骨頂です、もし我々の進軍ルートとは別のルートから攻めて来る事あり得ますからグランパルス防衛の為の兵は残しておいた方が良いでしょう」
その言葉にユリアンが領主様に視線を向けて口を開く。
「それならグランパルスの衛兵達をそのまま残していきましょう、彼等にとってこの地は戦い慣れた地です、もしユリシーズが攻めて来ても守り切れると思います」
その言葉に領主様やグランパルスの首脳陣が少し考えてから頷き合う。
「確かにその考えで言うなら納得は出来るがそれではシア殿達の負担がかかり過ぎではないか?」
その言葉にシアが苦笑した後に首を左右に振り口を開く。
「我々は元からユリシーズの反乱を納める為にここに戦いに来ているのですよ、ですからそんな心配は無用です、それに・・・」
ん?何でそこで私を見るの?
「我々に負けはありませんから」
おお!なんて自信満々なセリフなんだ!!カッコいいよシア!!