作品タイトル不明
ってちがーう!!
「さて・・・行きましょうか」
入場門が閉まるのを見届けた後に私達に視線を向けてそう言って来たんで私は頷く。
それから約30分歩き開けた場所で私達は大軍が来るのを待つ事にした。
「さて・・・とりあえず」
【ディメンションスペース】からテーブルと椅子を取り出してその場に置き、紅茶の用意をした後に合成版【防御結界】を張っておく。
用意が全て終わってからユリアンに視線を向ける。
「さて大軍が来るまで此処で過ごそう、それと一応【防御結界】を張っておいたからね」
そう言うと全員が頷き椅子に座りティータイムとなった。
「ん?そろそろ来るかな?」
視界の先に人影が見え始めたのでそう言うとここに居る全員が真剣な顔になる。
そしてそれから10分もしないうちに人影は大きくなり距離にして100メートル先くらい先で進軍を止めた。
「どうやら敵じゃないみたいだね」
敵だったら足を止めずに進軍してくるはずだからね。
「ん?」
そう思いながら足を止めた大軍を見ていると2頭の馬に乗った人がこっちに向かって走って来た。
「どうやら向こうの代表者がこっちに来るみいたいね」
隣でそう呟くディアナの言葉に私は頷く。
「ん?」
こっちに向かってくる人達の顔が確認できる距離になった時に思わずそう呟き、ディアナとユリアンも私同様に確認できたのか苦笑し始める。
「来たわよ?」
私達の前で馬を停止させニッコリと微笑むシアを見てその後にその隣で同じように馬上から私を嬉しそうに見降ろしているアインハルト兄さん。
「何で2人がここにいるの?ビックリしたんだけど?」
見上げながらそう言うとシアがニヤニヤしながら口を開く。
「反乱者の討伐とその後の平定の為に来たに決まってるでしょ?私は王宮魔術師団の副団長でこう言いった件に来るのは珍しくないし、アインハルトも第2騎士団の副団長なんだからおかしくないわ」
あれ?アインハルト兄さんってそんなにえらくなってたの?凄いじゃん!!!ってちがーう!!
「オリアニア様がお決めになった事よ?私が決めた事じゃないわ」
う!それを言われると何も言えなくなる!!と思っているとシアがユリアンとディアナに視線を向けて苦笑する。
「報告書は読んだわ・・・本当にこの子との旅は大変だったわね」
ちょっ!何その言い方!!私が問題児みたいな言い方だよ!!と思っているとユリアンが苦笑しながら口を開く。
「でもそれ以上に面白い体験が出来たわ」
何で否定しないんですかユリアン!!って言うか何で頷いてるのディアナ!!否定してよ!!と思っているとシアが真剣な顔に戻り口を開く。
「積もる話は後で・・・これからは仕事の話を・・・で?ユリシーズに動きは?」
その言葉にユリアンが首を左右に振り口を開く。
「今の所は攻めてきてないわ、リアの足止めが効いていると思っいていいわ」
その言葉にシアとアインハルト兄さんが首を傾げる。
それを見てユリアンが苦笑しながら口を開く。
「実は情報収集に行った時に・・・・」
ユリアンがあの場で私がやった事を2人に懇切丁寧に伝えると2人とも何とも言えない顔で私を見て来た。
「え?なに?私の顔に何かついてる?」
ん?何でそんな深い溜息をつくのかな2人共?