軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

まあ何とかなるでしょ!!

ユリシーズ戻って来てから2ヶ月が経った。

その間ユリシーズからの攻撃や嫌がらせは無く平和に過ごす事が出来た。

そう思って過ごしていたら宿として宛がわれている家に来客・・・・・衛兵さんがやって来て一緒にのんびりと過ごしていたユリアンが来客の対応をすると言って玄関を開けてすぐにユリシーズに向かい口を開く。

「大軍がグランパルスに向けて接近中との事です領主様の館に来てくださいとのことです」

リビングまで聞こえた衛兵さんの話声に私は溜息をつく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平和ってんんだろうね?と思いながら私は隣に座っているディアナに視線を向けると真剣な顔で立ちあがり私を見る。

「多分リアも呼ばれるから出かける用意をして」

その言葉に頷き私も外出する為に着替えてニーズヘッグを手に取る。

「聞こえてたみたいね」

着替え終わってリビングに戻るとユリアンが座って待っていた。

「うん、ディアナも用意してるよ。それで大軍ってどれくらい?」

私がそう聞くとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「慌てなくても大丈夫・・・のはずよ」

ん?どういう事?敵が攻めてきんなら急がなきゃいけないんじゃない?と首を傾げているとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「大軍がグランパルスに向かってくるってのは本当だけど大軍が来る方角は帝都方面からなのよ、つまりはユリシーズの襲撃ではないと考えているわ」

つまりは援軍が来たって事?

「え?早くない?帝都から此処まで二ヶ月はかかるんだよ?大軍ならさらにかかる」

そう言うとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「ユリシーズに情報収集に行く前に帝都に知らせを出したからね、ユリシーズとグランパルスの行き来で2月・・それとリアの足止めで2月・・・何とか間に合ったって感じね、まあ私も早いとは思うけど」

そう言われるとそうなの?としか思えないけど帝国の首脳陣が優秀だからこそのスピードなんだろうな。

そんな事を考えていたら出かける用意をし終わったディアナがリビングに入って来た。

「待たせたみたいね、それじゃあ領主様の館に行きましょう」

ディアナがそう言うとユリアンが真剣な顔で少し考えてから首を左右に振り口を開く。

「領主様の館に行くのは後にするわ、私達はグランパルスに向かってくる大軍が援軍かどうかの確認をしに行きましょう」

「「は?」」

え?私達だけで行くの?私、ユリアン、ディアナ、ナイト、ティファ、ミーティアだけで?

「もし敵だったらどうするの?私達だけで戦うって事?」

私がそう言うとユリアンがニッコリと微笑む。

「リアなら『足止め』が出来るでしょ?その隙に皆でグランパルスに逃げ込めば大丈夫よ」

まあいけるとは思うけどまさかユリアンがこんな事を言ってくるとは思わなかった!と思っていたらユリアンが話を続ける。

「まあ私は敵じゃなくて援軍だと思ってるから心配しないで」

ユリアンの言葉に私は頷く。

「なら行こうか、何かあった時は・・・・まあ何とかなるでしょ!!」

私達は家を出て帝国方面の入場門へと向かった。

「警備ご苦労様、悪いけど門を開けて」

門の前に集まる衛兵さん達にユリアンがそう言うと声を掛けられた衛兵さんが驚いた顔で口を開く。

「大軍が来てるんですよ?なりません!!」

その言葉にユリアンが微笑む。

「それを確かめに行ってくるわ、私達が街から出たら門を閉めてね」

さあ!敵か味方か?出来れば戦いたくないから味方だといいなぁ。