作品タイトル不明
めっちゃ楽しいもん!!
「そろそろ行くわ」
ユリアンと会議で決まった話や気になる事を話し合ってから1時間位たちそう言って立ち上がるユリアンに私は頷く。
「無理はしないようにね」
「わかってるわ」
頷きユリアンは外へ出て行った。
「んじゃ私達は寝ようか」
ユリアンと話をしていたら真夜中になってたので私がそいう言うとディアナも頷く。
その次の日領主様自らがグランパルスに住む皆に緊急事態宣言をして『これより侵略者から街を守る為に守りを固める戦いである籠城戦となる、気を引き締め協力して欲しい』と説明しグランパルス全体が緊張感に包まれた。
そしてそんな中・・・私は何をしていたかと言うと・・・・あてがわれた家から出る事も無く部屋に籠り自分でまとめた資料を読んでいた。
「お昼ご飯よリア」
資料を見ていたら後ろからディアナがそう言いながらテーブルの上に少し大きめの皿に乗ったサンドイッチをおく。
「ありがとうディアナ」
そう言いながらサンドイッチを手に取り資料を見ながら食べる。
「今何の資料を見ているの?」
ディアナもサンドイッチを食べながらそう聞いて来たので私は視線をディアナに向ける。
「グランパルス方面の旅で覚えた【魔法】の一覧と効果を書いたものを見直してるんだよ」
こういうのは覚えてても見直したいよね!めっちゃ楽しいもん!!
「ああ・・・・平和だね」
研究資料を見ながらそう呟くとディアナが深い溜息をつく。
「街は緊急事態宣言を出してるのよ?平和な訳ないでしょ?」
・・・・・・・気のせいです!!・・・・・・うんごめんなさい平和じゃないよね、だからそんな顔で私を見ないでディアナ!!と思い視線を逸らしているとノック音が聞こえてきた。
「ん?ユリアンかな?」
丁度いい所に来客が来た!!とばかりに私が玄関に行こうとするとディアナが立ち上がり私の肩に手を置く。
「私が行くわ、リアは此処で待ってなさい」
そう言ってリビングから出て行った。
そして5分もしないうちにディアナがユリアンを連れてリビングまで戻って来た。
「いらっしゃいユリアン」
リビングに入って来たユリアンにそう言うとユリアンが微笑みながら頷き・・・そして真剣な顔になり口を開く。
「今日はリアに聞きたい事があって来たのよ」
ん?何かな?
「聞きたい事って何かな?」
私がそう言うと私の向かい側に座り口を開く。
「ユリシーズ・・・・いえ・・私達魔術師がボンクライの【魔法】を防ぐ方法はあるのかを聞きたいのよ」
「ん?」
どういう事?と首を傾げているとユリアンが話を続ける。
「ボンクライがリアと戦った時に『俺の部隊の奴等は全員使える』と言っていたわ、あの【エクスプボム】は私達が使う【防御結界】では防げない・・・・つまりボンクライの部隊が攻めて来た際に私達・・・いえ・・・グランパルス側の被害が無視できないほどになるのよ」
ああ!たしかにそうだ!!!あの【エクスプボム】は中級魔法だけど魔術の威力で言うなら上級魔術並みの威力だった、それを複数の術者の手によって撃ち込まれれば被害は無視できないものとなる。
「確かにそうだね、なら対応策を教えるよ。まあ簡単だから上級魔術師なら誰にでもできるよ」
・・・・・・・・・・何でそんなの胡散臭そうな顔で私を見るのかなユリアン?