軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ひどすぎる!!

誰もが黙り込んで・・・それから5分後現実に戻って来た領主様が『はっ!』とする。

「・・・・・・・・・なあユリアン殿?」

「何でしょうか」

領主様は引き攣った顔から真剣な顔になりでユリアンを見た後に口を開く。

「もうリア殿だけいればいいのではないか?」

その言葉にユリアンは深い溜息をつく。

「言いたい事は判りますが流石に」

ユリアンは領主様の言葉に首を左右に振り口を開く。

「これでも一応人間です。限界はあると思います」

ちょ!!待ってユリアン!!何その言い方!!『これでも人間』ってどこからどう見ても人間でしょ!!それと『限界はあると思います』って私にだって限界はあるよ!!こう見えてもか弱い乙女だよ?ひどすぎる!!

「さて・・・冗談は此処までで・・・これからどうするかを話し合おう」

え?さっきの話冗談だったの?目が本気だったけど?と内心思っていたら私を除いた部屋にいる全員が頷きこれからの事を話し合う会議へと移った。

「さて・・・我々はどうしたらいいと思う?と言ってもグランパルスは迎え撃つ以外の選択はないと思ううけどね」

領主様が苦笑すしながらそう言ったので私は何で『迎え撃つ以外の方法がない』とはどういう事?だろうと首を傾げる。

それを見た領主様が苦笑する。

「数の問題だよ、我がグランパルスには現在戦える者は再編した衛兵隊800と市民の中に何人いるか・・・と言う状態だ、それに比べ向こう・・・・ユリシーズはユリシーズの衛兵隊、キルアスキルの構成員・・・キルアスキルの精鋭ナンバーズ、それと声を掛けられ集められた盗賊達・・・戦力差がありすぎる」

確かに戦力差が凄いね、さて・・・どうしようかな?と思っているとユリアンが挙手して立ち上がる。

「それに関しては希望はあります」

そん言葉に全員の視線がユリアンに向けられる。

「我々が情報収集に向かう日に帝都に向け『ユリシーズに謀反の疑いあり』と知らせを出しています、情報部長のレスティーナ様に直接行くように指示してありますから状況を理解して動いてくれるでしょう」

ユリアンの言葉に領主様がホッとした顔になりそれを見たユリアンは真剣な顔で口を開く。

「この件は『領主同士の戦い』ではなく『反乱』と考えています。ですので帝国は動くと考えていいと思います、ですので『帝国の援軍が来るまで持ちこたえる』という戦いかたをするべきだと思います」

ユリアンの言葉にグランパルス陣営の人達はさっきまで悲観的な顔だったのがグランパルスを守れるという希望を持つ顔へと代わる。

「ならば話は簡単だ、今より入場門を閉ざし帝都からの援軍を待てばいい」

バスガックさんがそう言うとユリアンが苦笑する。

「そう簡単な話ではないでしょう?内部に潜り込んだ者の洗い出しは終わっているのですか?」

確かグランパルスが奪われた時中から入場門を開けられんだったよね?

「入場門を開けた者以外にもいるかもしれない、まずは入り込んでいる者達を見つけなかれば安心できませんし出来れば国が動く事はユリシーズに知られたくない、なのでここでの話し合いの内容は暫くは誰にも言わないで頂きたいのです」

確かにユリシーズに知られれば何かしらの対応をしてくる可能性が高い。

「という事で私から1つ提案があるのですがいいですか?」

ユリアンがニッコリ微笑みながらそう領主様に言うと領主様は顔を引き攣らせながら口を開く。

「何だね」

流石ユリアン、領主様もビビる微笑み!!