軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

まあ成功したからいいじゃん!!

「追いかけて来る気配は無さそうね」

【魔法】を撃ち込んで逃げるように走り出して1時間・・・馬が疲れてきたので私達は休憩をとることにした。

「で?さっきの【魔法】は何?初めて見る【魔法】よね?」

馬に水を与えか汗を拭いてから私達も一休み・・・となった途端真剣な顔でそうユリアンが聞いてきたので私は頷く。

「あれはユリシーズに向かってる最中に覚えた【魔法】だよ」

そう言うとユリアンが呆れた顔で口を開く。

「あれをひと月で?って言うかユリシーズまでの旅路で見た事が無いから試し打ちも無しでやったって事?」

その言葉に私は頷く。

「あの【魔法】はねボンクライが使った【魔法】の最上位に位置する【魔法】なんだよ、ボンクライの【魔法】を見た後にニーズヘッグに聞いて覚えた」

私の言葉にユリアンが額を抑えながらもう一度深い溜息をつく。

「あのねリア?普通は聞いただけで覚えるとかありえないんだからね?これだから天才は・・・・」

ん?最後のほうは小声で聞こえなかったよ?まあどうせ誉め言葉じゃないんだろうけど!!

「まあ成功したからいいじゃん!!それにあの【魔法】を撃ち込んだ事でユリシーズは暫く動かない可能性もあるからそれで許して」

そう言うとユリアンが首をかしげるので私は話を続ける。

「いきなり爆破されてユリシーズ側は敵・・・・・グランパルスが攻めて来た・・と思うと思うんだよね、だから様子見で暫くは引き篭もって様子見すると思うよ?それと爆破された防壁の修繕作業なんかもあるだろうから出兵するのは少し後になると思うよ」

防壁は『人』だけじゃなくて『魔物』からもユリシーズの人々を守る『盾』だ、優先的に修繕作業をすると思うから足止めにはなる・・・・はず!!私は新しい【魔法】を使いたかったからから防壁を爆破したんじゃないよ?試し撃ちが出来るなんて喜んで使った訳じゃないよ?爆破する事で足止めになると確信して【エクスプローション】を使ったんだよ?ホントウダヨ?と思いながらそう言うとユリアンが私をジト目で見た後に深い溜息をつく。

「視線を逸らしながら言っても説得力ないわよ・・・・まあリアの言う通り時間稼ぎは出来ると思っていいわね。さあ稼いだ時間を無駄にしない為にも少し休んだら急いでグランパルスに戻りましょう」

私立ち馬をしっかり休ませてから再び馬にまたがりグランパルスに向かい走り始めた。

「無事に着いたね」

目の前には警備体制Maxのグランパルスの入場門、フル武装した衛兵が10人位門の前に立ちグランパルスに向かってくるのの達・・・・この時は私達が見えた途端剣を鞘から抜きいつでも戦えるように私達が入場門まで来るまで睨んでいた。

「ご苦労様です、ユリアンと言いますが入っていいですか?」

ユリアンがそう言うと衛兵質が直立不動になり、その中で一番偉い感じの人が口を開く。

「話は聞いております!!どうぞお入りください!!それと・・・・我がグランパルスの為に本当にご苦労様でした!!」

そう言って頭を下げその男の真似をするように他の衛兵達も頭を下げる。

「お礼には及びませんよ、これから一緒に戦う仲間として当然の事をしているだけです、頑張りましょう」

ユリアンがそう言って微笑むと衛兵達衛兵達が感動したような顔で何度も頷く。

「はい!!ではどうぞ!!」

私達は衛兵達の『なんて素晴らしい人達なんだ』と言う視線を受けながらグランパルスに入った。