作品タイトル不明
やる事ない時はティータイム!!
「おまたせしました」
ムサドさんが戻って来たのは馬を調達すると出て行った4時間後だった。
「ご苦労様、馬は?」
建物の中に入って来たムサドさんにユリアンは労った後にそう聞くとムサドさんが外に一度視線を向けて口を開く。
「外に繋いでます」
ムサドさんの言葉にユリアンが頷きムサドさんを見ながら先程決めた事を伝える。
「・・・という事でムサドは荷馬車にリアとディアナを隠して街を出てもらうわ、合流地点は・・・」
そう言いながら私にに視線を向けて来たので私は口を開く。
「ユリシーズに入る前にこの街を観察していた場所があったでしょ?あそこにしよう」
ユリシーズを見下ろせる場所ってのが理想だからあそこがいいんだよね!!と思いながらそう言うと全員が頷く。
「それじゃ後で会いましょう」
ユリアンがそう言いながら立ち上がり建物を出て行きそれを追いかけるようにベッツさんが『また後で』と言って出て行った。
「それじゃあ用意をしましよう」
ムサドさんがそう言って来たので私達も用意する為に外に出て荷台寝ころんで【防御結界】を張る。
「それじゃあ荷物を乗せますよ」
ムサドさんがそう言っ後に【防御結界】上に荷物を乗せ始め私達は完全に隠れる。
「では出発します、お静かに」
その言葉の後すぐに荷台が揺れ始め荷馬車は走り出した。
荷馬車が止まった・・・と思ったら男の声が聞こえた。
「お?お前、どうした?まさか怖くなったから逃げるのか?」
「まさか!聞いた話じゃまだ動かないらしいから暇つぶしに1仕事しようと思ってな!!お前さんにも『土産』は持ってきてやるから楽しみにしておいてくれ」
「そりゃ楽しみだ、下手うつなよ?」
「はっ!誰に言ってやがる?俺は幹部になる男だぞ」
ムサドさんがそう言った後に荷馬車が走り出したのでどうやら疑われる事も無くユリシーズを出る事が出来たみたいだ。
それから約1時間走り・・そして荷馬車は止まり『着きました少し待ってください』と言う言葉の後に目荷物を下ろす音が聞こえ・・・そして私とディアナは荷馬車から解放された。
「ご苦労様ですムサドさん」
のびをしながらそう声を掛けるとムサドさんが苦笑する。
「入る時に会った衛兵で良かったですよ、彼じゃなければああも簡単には出れませんから」
入る時に渡したお酒がまさかこんな形で私達を助けてくれるとは思わなかったよね。
「だね、で?ユリアン達はまだみたいだね」
周囲を見回しながらそう言うとムサドさんが口を開く。
「ここに向けて走っている最中それらしき姿は見ませんでしたから私達の後に街を出たのかもしれませんね」
私はその言葉に頷く。
「それじゃあユリアンとベッツさんが来るまで・・・・・・」
私の隣にいるディアナがその言葉に口を開く。
「来るまで?」
私は【ディメンションスペース】からナイトを出してからディアナとムサドさんを見てニヤッと笑う。
「お茶でも飲んで待っていよう」
やる事ない時はティータイム!!あ!やる事あった!!研究資料を見なきゃ!っと事で研究資料を見ながらティータイムだ!!