軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

私怖いです!!

館に入って行ったウラットを見た後にユリアンが私に視線を向ける。

「やっぱり繋がってたわね」

「みたいだね・・・あれは初めて来た感じゃなかったよね?通いなれてる感じがした」

キラーアントの件があったからウラットがいるのは判ってたけど領主との繋がりは状況からの考察でしかなかった・・・・でもこうやってウラットが領主の館に入って行くのを見るとその考えが正解だったと証明された。

しかも領主の館に入る時に門番が笑顔でウラットが入るのを許してたから顔馴染みって感じだったしね!!

「ウラットがユリシーズにいるって事を知れただけでもここに来た意味はあるわ、さて街での情報情報に行きましょう」

私達は街に戻り情報収集をする事となった。

「うわぁ・・・・・・」

2回・・・・いや3回ユリシーズの街を見たけど今回が一番賑わっていた。

しかも普通に賑わってるんじゃなくてどこかで喧嘩が起きているような賑やかさ・・・・・・ドン引き・・・・・・違った!!私怖いです!!と怖がっている私を放置しユリアンローブを脱ぎ賑わっている店・・・・酒場に入って行くけど私は絡まれるのが嫌だから酒場の窓から中を見る事にした。

「おいおい・・・・お嬢さんお前さんもこの祭りに参加するのか?」

店に入ったユリアンに気がつき酔っ払いの先客がそう声を掛けてきた。

「勿論それ以外ないでしょ?」

ニヤリと笑いその酔っ払いの正面に座るとその酔っ払いがニヤニヤしながら口を開く。

「お前さんみたいな美人ならこの祭りに参加するより俺の相手をしたほうが稼げるぜ?」

その言葉にユリアンがニヤリと笑い目の前の少し大きめのテーブルを片手で持ち上げる。

テーブルの上に乗っている料理やエールが床に音を立てて落ちていくけどこの店にいる誰もがそんな事よりも片手で持ち上げられているテーブルを見上げて誰もが黙り込む。

「で?何か言いたい事はある?」

にっこりと微笑みながらそう言うユリアンを見て酔っ払いだけじゃなくて此処の店にいる全員が何も言わずに首を左右に振る。

「よろしい・・・・私にもエールを頂だい」

一緒首を左右に振っていた店員にそう言うを店員が慌ててエールを用意して持ってくる。

「面白い話ってない?」

目の前で首を左右に振り続ける酔っ払いにそう聞くと首を振るのをやめて口を開く。

「面白い話?」

「そう、酒の肴に面白い話が聞きたいの・・・勿論下品な話は・・・・分かるわね?」

ニッコリと微笑みながらそう言うと酔っ払いが今度は縦に何度も首を振る。

「こういう話はどうだ?このお祭りにあのキルアスキルが参加しているらしいぜ?だからこのお祭りで活躍すればキルアスキルから声を掛けられるかもって話だ」

「あらそれは面白いわね」

あれ?この話は知ってるよね?何でそんなに嬉しそうにいうの?

「その他に何かない?」

その言葉に酔っ払いが少し考えて腕を組みニヤリとする。

「俺は今フリーだぜ!!」

ユリアンがそれを聞き深い溜息をしつつ立ち上がり口を開く。

「つまらないわ、罰として此処の支払いはよろしくね」

そう言って出口に向かい歩き始めたので私とディアナはで覗くのをやめて店の出入り口まで戻る。

そしてユリアンが出入り口から出て来たので合流する。

「他に行きましょうか」

ユリアンの言葉に私達はもう少し街を歩いて情報を収集することにした。