作品タイトル不明
閑話 ナンバーズ
俺の【エクスプボム】を受けて傷一つない姿を見せられて頭が真っ白になった。
「な・・何で・・お前は生きてる?って言うか無傷?嘘だ!!何をした?」
口にする気は無かったのにそう口にしてしまったわそれを聞きフローリアが首を傾げ俺を見て来る。
「何でって【防御結界】を張ったからに決まってるじゃん?さっきの【魔法】を何もせずに受けたら死んじゃうし」
は?俺の【エクスプボム】が【防御結界】で防がれた?嘘だろ?嘘に決まってる!!
「俺の【エクスプボム】は【防御結界】なんかじゃ防ぎきれない!!なのに何で生きてるんだと聞いているのだ!!」
あの御方に【エクスプボム】を与えていただきそれを使い込む際に【防御結界】を何度も打ち抜いているから【防御結界】では防げないんだよ!!わけわからない事言ってんじゃなねえ!!と思っていたらユリアンが俺を見て口を開く。
「あのねリア?さっきのボンクライが使った【魔法】は私達が使ってる【防御結界】じゃ防げないほどの威力だったわよ?」
そうだ!【防御結界】じゃ絶対に防げない!って待て!!なんだその憐みの視線は?
「そりゃ合成版の【防御結界】だからね、あれくらい防げるよ」
『合成版の【防御結界】』?何を言っているんだコイツは!!
「だから【防御結界】では防げないと言っているだろう!!」
何度言えばわかるんだコイツは!!ええい!もう一度!今度こそ吹き飛ばしてやる!!
「ふん先程は偶然無事だったみたいだけど今度は違う!!くらえ!!我が使うは目の前の障害を吹き飛ばす力・・へぶっ!!」
詠唱中にに殴られたような衝撃が顔にきて尻もちをついて啞然とする。
俺は今何をされた?と混乱しながら見上げると俺を見下げるように見ているフローリアがいた。
俺を見下してる?ふざけるな!!
「貴様・・・・ぶげっ!!」
再度顔に衝撃が走り俺は倒れこむ。
「く・・・・」
二度の顔面衝撃で鼻血が出て来たので鼻を押さえて何とか鼻血を止めようと鼻を押さえているとユリアンが俺を見て口を開く。
「まあそうなるわよね、さて・・・降参しなさいボンクライ」
くっ!こいつ等俺を舐めてる!この俺様をそんな目で見るな!!
「くっ!まぐれで俺の【魔法】に耐えられたからと調子に乗るな!!」
俺の言葉に何故かユリアンが深い溜息をつき・・・そして俺を可哀想な奴を見る目で見ていたらその隣にいるフローリアが口を開く。
「ついでに言うけど私も【魔法】は使えるよ?」
は?え?はぁ?何言ってるんだコイツは?
「リアは嘘をついていないわよ?暫く一緒に旅をしていたけど何度も【魔法】を使っている所を見たし」
は?本当に【魔法】を使えるのか?嘘だろう?
「え?何その目?ボンクライだけが【魔法】を使える訳じゃないのをわかってるじゃん?」
俺はその言葉に我に返り口を開く。
「煩い!あの御方は特別なのだ!!そしてあの御方に選ばれた私も特別なのだ!!貴様と一緒にするな!!」
そうだ!!あのお方は神に選ばれた御方なのだ!そしてあのお方は私を選び・・・そして崇高なる力を私に授けてくださったのだ!!
「特別で良かったわねぇ・・・で?降参しなさいボンクライ?」
くそっ!!馬鹿にして!!やはりこいつ等は殺さねばならん!!