軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

妨害し放題なのだ!!

暫く頭を掻きむしった後にボンクライが私を睨んできた。

「俺の【エクスプボム】は【防御結界】なんかじゃ防ぎきれない!!なのに何で生きてるんだと聞いているのだ!!」

え?何でキレられてるの私?別に変な事を言ってないよね?と思っていたら私達のやり取りを見ていたユリアンが深い溜息をついた後にボンクライを可哀想な人を見いる目で見た後に私に視線を向ける。

「あのねリア?さっきのボンクライが使った【魔法】は私達が使ってる【防御結界】じゃ防げないほどの威力だったわよ?」

え?・・・あ!そう言う事!!

「そりゃ合成版の【防御結界】だからね、あれくらい防げるよ」

私がそう言ってもボンクライは私を睨み話を続ける。

「だから【防御結界】では防げないと言っているだろう!!」

何でわかってくれないのかな?あ!ボンクライは合成魔術を知らないんだったね!!

「防げてるじゃん?私が使っている【防御結界】は特別製なんだよ」

これで理解してくれなきゃ何を言っても無駄だと思うんだ。

「ふん先程は偶然無事だったみたいだけど今度は違う!!くらえ!!我が使うは目の前の障害を吹き飛ばす力・・へぶっ!!」

何も理解せずに【魔法】の詠唱を始めたボンクライの顔に無詠唱の【エアインパクト】を撃ち込んで【魔法】の発動を強制的にやめさせる。

これは私も同じなのだが詠唱を唱えている途中で詠唱をやめれば当然【魔法】は発動しない、私は短縮詠唱で詠唱時間が少し短いけどボンクライはまだそこまで使い慣れていないのかフル詠唱だ、つまりいくらでも妨害し放題なのだ!!

「貴様・・・・ぶげっ!!」

文句を言ってくると思ってもう一度顔面に【エアインパクト】を撃ち込む。

「まあそうなるわよね、さて・・・降参しなさいボンクライ」

顔を抑えて呻いているボンクライを冷ややかに見ながらそう宣告するユリアンに私は『やっぱりめっちゃ怒ってるユリアン!!』と思いい後ずさる。

「くっ!まぐれで俺の【魔法】に耐えられたからと調子に乗るな!!」

私はその言葉に溜息をつき口を開く。

「ついでに言うけど私も【魔法】は使えるよ?」

その言葉にユリアンを睨んでいたボンクライは即座に私に信じられないという顔で視線を向けて来た。

「リアは嘘をついていないわよ?暫く一緒に旅をしていたけど何度も【魔法】を使っている所を見たし」

追い打ちをかけるようにユリアンがそう言うとボンクライが更に目を見開く。

「え?何その目?ボンクライだけが【魔法】を使える訳じゃないのをわかってるじゃん?」

ボンクライに教えた人だって【魔法】を使ってる訳じゃん?

「煩い!あの御方は特別なのだ!!そしてあの御方に選ばれた私も特別なのだ!!貴様と一緒にするな!!」

それを聞き私とユリアンが同時に深い溜息をつき、そしてユリアンが呆れた顔で口を開く。

「特別で良かったわねぇ・・・で?降参しなさいボンクライ?」

『特別で良かったわねぇ』の所めっちゃ馬鹿にした言い方してるよユリアン!!ほら!!ボンクライの顔が真っ赤になってるよ!!

「貴様ぁ・・・・・・・・・」

ボンクライが私とユリアンを睨みながらそう口にした時にこっちに走って来る衛兵隊の人・・・・・バスガックさんが走って来て口を開く。

「街の中はほぼ制圧した!だが予想外の事が起きた」

ん?どういう事?何が起きたの?