軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

聞くなら今だ!!

私達を睨んでいたボンクライがニヤリと嫌な笑い方をし口を開く。

「そう言えば聞いたぞ?貴様新たな技術・・・【無詠唱】を考えたそうだな?」

「ん?」

何でいきなりそんな話をして来たか分からずに首を傾げているとボンクライがニヤニヤしながら腕を組み口を開く。

「だが俺はそんな貴様すら凌駕する力を得る事が出来た、つまり貴様は俺の足元にも及ばぬ雑魚という事だ!!」

・・・・・・・・・・・え?これって見下されてるって事?って言うか何でユリアンはボンクライの事をそんな憐みの視線で見ているの?でもそんな事よりも・・・だ!!!

「『私を凌駕する力』って?」

私がそう聞くとボンクライが勝ち誇った顔で口を開く。

「そんなにビビるなよ!俺はある御方から新たなる力・・・・遥か昔に失われた力・・・【魔法】を使えるのだ!!」

あ!やっぱりキルアスキルにいる奴が才能のある奴に【魔法】を教えてるんだね。

「くくく!!驚いているようだな!!その力をもって貴様を殺してやる!!光栄に思え!!」

どうやら黙っているのを驚いて動けないと思っているみたいで勝ち誇ったように私を見てそう言って来た。

って言うか何でそんな深い溜息をついてるのユリアン?【魔法】を使うってだけでも凄いと思うんだけど?まあそれよりもボンクライがかなり得意げになってるから気になってる事を聞いても答えてくれそう!!聞くなら今だ!!

「ねえ・・・その【魔法】って他に使える人って居るの?」

その問いにボンクライが得意げな顔で腕を組み口を開く。

「俺の率いる部隊の奴等は使えるぜ?まあ俺がその中で一番の使い手だがな!」

やっぱり他にも【魔法】を使うことの出来る人はいるんだね、これが聞けただけでもボンクライと話した価値はある!!

「さてそのその貴様の死ぬ時間だ、覚悟は良いか?」

ニヤニヤしながらそう言って来るボンクライを見ながら私はニーズヘッグを握りしめ構え直す。

「おっと・・・最後に今の俺の『今』を教えてやる!俺はナンバーズ<ナンバーⅡ【天魔】>ボンクライ・ムノーだ!くくく!!それじゃあ死ね!!『我が使うは目の前の障害を吹き飛ばす力・・・・その力を持ち敵を打ちのめせ・・・・・・【エクスプボム】」

詠唱を終えた瞬間・・・・・私のいる場所を中心に爆発が起こった。

「くくく!!これで気に入らなかったフローリアは死んだ!!次は貴様だユリアン!貴様もセレストーレに居た時に気に入らなかったのだ!!殺してやる!!」

「あーーーはいはい、リアを倒せたら相手してあげるわよ?」

ユリアンが哀れな人を見る目でそう言うとボンクライがユリアンを馬鹿にしたように見て口を開く。

「何を見ていた?フローリアは今死んだぞ?」

そう言った次の瞬間爆発が巻き起こした煙がはれた。

「うーん?その【エクスプボム】って【魔法】は【魔術】での上級魔術並みの威力だね」

私がそう言うとボンクライが幽霊を見たような顔で私を見ている。

「な・・何で・・お前は生きてる?って言うか無傷?嘘だ!!何をした?」

あれ?何をそんなに驚いてるんだろう?

「何でって【防御結界】を張ったからに決まってるじゃん?さっきの【魔法】を何もせずに受けたら死んじゃうし」

私がそう言うと何故かボンクライが頭を掻きむしり始めた。

・・・・・・何でそんな反応するんだろう?