軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

かなり凝った仕掛けだね!!

翌日私達はグランパルス奪還作戦を開始する事になった。

奪還作戦開始時に私達潜入班はグランパルスの近くにある森の中の大きな岩の前に立っていた。

「ここが脱出用の抜け道の出口なんだね?」

見た目はただの大きな岩なんだけどどうやら出入り口らしい。

その岩を見ていると隣にいる170㎝位の身長で茶髪ショートカットの女性がその岩に向かって歩き出し岩の前に立つと真剣な顔で口を開く。

「ここを・・・こうすると」

今回の潜入班に適した人材という事でグランパルスから紹介された女性兵士・・・ルナリアさんが岩の後に手を突っ込んで何かをしていその後にその岩が横へとズレて行く。

おお¡面白い!!かなり凝った仕掛けだね!!

「凄い仕掛けだね」

私ががそう言うとルナリアさんが苦笑する。

「昔の戦時に作られたらしいわ」

ニヤッと笑いながらそう言って来たので私は納得して頷く。

「なら入りましょう・・・・大丈夫だとは思うけど賊が待ち伏せしてる可能性もあるから慎重に進みましょう」

ユリアンが現れた入口を見ながらそう私達に言って来たので私達は頷き・・・そして脱出用の抜け道へと足を踏み入れた。

そして私達は誰にも出くわす事も無く通路の終点・・・・・脱出用の抜け道の入り口へと着く事が出来た。

「待ち伏せが無かったって事はこの通路は賊に発見されていないって事ね、でもこれからは違う・・・・外に出てすぐ戦闘になるかもしれないと思っていた方が良いわ」

ユリアンが真剣な顔で皆を見渡した後にそう言って来たので私は頷く。

ユリアンは全員が頷いたのを見た後にルナリアさんに視線を向けて口を開く。

「こちらから開ける事が出来るのよね?頼めるかしら?」

ユリアンの言葉にルナリアさんが頷き私達の前に立ち前の壁の下のほうを触ると音も無く壁が横へとズレて行く。

開いて直ぐにディアナが剣を握り音も立てずに現れた部屋へと入って行きそして小声で『大丈夫よ』と行って来たので私は部屋へと入る。

私達が入った部屋は10畳ほどの広さで物は何も置かれておらずがらんとした部屋だった。

部屋に入って先に入ったディアナに声を掛けよう部屋を見渡すと外に出る為のドアの前にしゃがみこみ耳をあてていた。

「どう?」

それを見たユリアンがディアナの元へと歩みより小声でそう声を掛けるとディアナが真剣な顔で口を開く。

「物音は聞こえないわ、多分この扉の向こうには誰も居ない・・・・はずよ」

その言葉にユリアンが頷き後に控えているムーアさんとベッツさんに視線を向ける。

「これから先頭にムーアとベッツとナイト・・・その後ろにリアとルナリアさん、そして殿を私とディアナで行くわ、あ!ティファとミーティアも私とディアナの後からついてきてね」

全員が頷いきユリアンの言う通りの陣形になってからムーアさんがドアノブに手をかけてユリアンに視線を向ける。

「行きましょう」

ムーアさんが頷き音をたてない等にドアを開けて外へと出る。

「どうぞ」

とムーアさんが小声で行って来たので私達はムーアさんを追いかけるように外へと出た。

「では事前に話していた通り裏通りを通り入場門まで行きましょう」

ルナリアさんが小声で言って来て私達は頷く。

此処は領主様の住んでいる家の敷地内、そこから入場門まで時間にして30分位の距離がある、そしてそこまでには多くの賊がいる・・・・つまりは戦闘が起きるって事になる。

「気を引き締めようか」

此処からは何が起きるか分からない。