作品タイトル不明
そう!!
「ん?」
あれ?侵入?と思って何が頭に引っ掛かったのかを考えたらある事を思いだした。
「衛兵長さん」
少し気になる事が出来たので衛兵長さんに視線を向けそう声を掛ける。
「ん?どうした?」
衛兵長さんがそう聞いた来たので私は話を続ける。
「領主様が脱出したのは何処から?」
私がそう聞くと衛兵長さんが真剣な顔で口を開く。
「門を開けられて賊が流れ込んできたのを見て持たぬと判断し反対側の門から領主様とご家族・・・それを部下を連れて脱出した」
なるほどね!!と一度頷いた後に私は領主様に視線を向ける。
「領主様に一つ質問があるんだけど」
そう言うと領主様が首を傾げ口を開く。
「なにかな?私に答えられる事だといいのだが?」
そん言葉に私は頷き口を開く。
「領主様の住んでいる所に脱出用の抜け道は無いの?」
そう!!思い出したのはついこの間遺跡で見つけた脱出用の抜け道!!領主様も貴族だからもしかして抜け道を用意してるんじゃないかと思ったのだ。
そこを通ってグランパルスに入り内側から門を開ける・・・・そんな作戦はどうかな?
「それは・・・」
領主様が私に言われて初めてその存在を思い出したと言わんばかりの顔をする。
「そこから侵入するのはどうかな?」
私がそう言うと会議に参加している全員が驚いた顔をした後に真剣な顔で考え始める。
それから5分ほど誰もが言葉を発せずに考え込んでいて私はその邪魔をしないようにティファとミーティアを撫でていたら領主様が感心したような顔で私を見て微笑む。
「それは思いつかなかったね。確かに非常用の脱出用の抜け道はあるよ・・・バスガックどう思う?」
衛兵長さんに向かいそう聞く領主様の言葉に私は衛兵長さんの名前を聞いてない事を思いだした!!と思っていると衛兵長さん・・・バスガックさんが真剣な顔で頷き口を開く。
「いい案だと思います、少数で侵入してし中から門を開けて全戦力を持って突入する・・・つまりは我々がやられた事をやり返すという事ですな」
バスガックさんの言葉に領主様が頷く。
「では誰が突入するかを決めねばなりませんな」
バスガックさんが腕を組みそう言うとユリアンそっと手を挙げて口を開く。
「その突入班は我々が担当します、それと入場門の装置に詳しい人間を数人つけてください」
グランパルスの入場門は魔道具だったから使い慣れている人がいた方がいいって事だね。
と思っているとバスガックさんが口を開く。
「だが侵入班も危険は伴うぞ?」
その言葉にユリアンが真剣な顔で口を開く。
「突入班の指揮をする人はバスガック殿が良いでしょう、それに我々が行くと行っても私を含めて5人と入場門に詳しい者だけの班とするつもりです」
その言葉に私は首をかしげる。
「ん?って事は私は突入班?」
そう言うとユリアンが呆れた顔になる。
「んな訳ないでしょ?貴女とディアナとムーアとナイトとベッツ・・・・それとティファとミーティアそれとグランパルスの人ね」
どうやら私は侵入班らしい。
「という事で突入班のほうはお任せします、残りの調査隊のメンバーはグランパルスの突入班に加えてもらいますのでよろしくお願いします」
その言葉にバスガックさんが真剣な顔で頷く。
「其方らの仲間の命は責任をもって守ると誓おう」
「お願いします」
それから私達は細かい事を決めてその日はこのまま此処で休むことになった。