軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

本当にろくでもないね!!

後始末も終えて見張りも交代した私はテントに入りティファとミーティアを抱きしめながら眠りについた。

「敵襲!!」

いきなりのムーアさん叫び声に飛び起き何かあったらすぐ取れるようにと寝床のすぐ脇にニーズヘッグを置いていたのでニーズヘッグを握り外へと出る。

外に出るともう戦闘は始まっており騎士と盗賊達が斬り結んでいた。

「あ」

盗賊と戦ってい騎士の後から不意打ちをしようとしている盗賊が見えたので【エアバースト】で吹き飛ばす。

「無事ねリア」

党則を吹き飛ばした後に近くのテントからディアナが出て来てそう言って来たので私は頷く。

「勿論・・・しっかし夜襲をまた受けるとは思わなかったよ」

そう言うとディアナが武器を構えて接近してきた盗賊を切り伏せ後に頷き口を開く。

「私も思わなかったわ、これ本当に治安が悪くなってきてるわね」

同意見だと思いながら周囲の騎士達の戦闘のサポートに専念して20分もしないうちに戦闘は終わった。

「さっきと同じように警戒班と後始末班に分かれるぞ」

ムーアさんがそう指示を出し作業を始めたのを見てユリアンが私達に視線を向ける。

「貴女達は寝てていいわよ」

ユリアンの言葉に私達はテントに戻りティファとミーティアを抱き枕にして再度眠りについた。

「起きてリア」

体を揺すられて目を覚ますとディアナが微笑みながら私を見ていた。

「おはようディアナ、あれから何も来なかった?」

盗賊達を返り討ちにした時に物凄く眠かったから爆睡して襲撃に気がつかなかった可能性が物凄く高いからそう聞くとディアナが苦笑する。

「あれから盗賊も魔物も来なかったわ」

ならよかった!皆が必死で戦ってる最中私だけ爆睡してるとか情けなさすぎてありえないからね!!

「朝食の用意はしてあるから身なりを整えてから出てきなさいね」

「うん」

私がそう返事したらディアナはテントを出て行った。

私は身なりを整えてからテントを出てディアナが座って待っているのが見えたのでその場所へと行くと一緒に座っているユリアンが私を見て微笑む。

「おはようリア」

「おはようユリアン」

ユリアンに挨拶をしながら座り用意してくれている紅茶を一口飲む。

「ふぅ・・・・そう言えば結局昨日盗賊は何人来たの?」

2回の襲撃でどれくらい来たんだろうと思いそう聞くとユリアンが少し考えた後に口を開く。

「123人ね」

「うへぇ・・・・人を襲う事に情熱を注ぐより面白い事を見つけてそのことに情熱を注いだ方が建設的なのになぁ」

私がそう言うとユリアンが苦笑する。

「あいつ等の面白い事が『人を襲って物を奪う』事なんでしょ?だから盗賊なんかやってるのよ」

あ!そう言われると納得できるんだけど!!本当にろくでもないね!!

「皆が食事と撤収作業を終えたら出発するからね?」

食後の紅茶を飲んでいたらユリアンがそう言って来たので私は頷く。

「私達の撤収作業は使った物を【ディメンションスペース】に放り込むだけだからすぐ終わるよ」

その言葉にユリアンが頷き立ち上がる。

「私は皆の所に行くから出発までのんびりしてて」

そういい残してユリアンは撤収作業を始めている騎士達の元へと歩いて行った。

「それじゃあ出発までのんびりしよう」

私達は出発準備が終るまでのんびりと過ごした。